日々実感メモ
インダストリアルデザイナー協会のSeminarに参加。
Re:Public代表の田村大氏の講演を聞く。シリアルイノベーターに関して、話されていることは非常に理解できるし、ウキウキもするのだが、すっと身体に染みわたって行動に動かせるイメージがわかないのは、文化財を扱う環境はイノベーションから一線を置いているからだろうか。たとえば、文化財修復の世界では、新しい材料が開発されても、何百年前の文化財には修復してから百年以上安定している修復材料を使った方が安全であるから、まず使用することはない。現在も、この世界ではイノベーションというより、今ある技術の精度を高めることをより重視しているように思う。これが自分の仕事に直結するわけではないのだけれども、そんな環境においていると思考がイノベーションという明るい話題から一歩引いた姿勢になるのかなぁと、ふと思う。

 イノベーティブな思考というものは発想力ではなく、結局は実行力に尽きる。いかに自分の作りたい世界を、強くイメージし、(だれが何と評価しようと)、とことん突き進むことでしかイノベーションは生まれえない。古今東西、誰からも過程を承認されてつつ起こるイノベーションなど存在しない。
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[2014/07/23 01:29] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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