日本版「三匹の子豚」をつくろう!
Three_little_pigs_-_third_pig_builds_a_house_-_Project_Gutenberg_eText_15661.jpg


子どもに三匹の子豚を読み聞かせていて驚いた。

 この話の要点の一つは藁/木造/レンガ造住宅を比較し、レンガ造が最も災害に強いということであった。

 しかし、地震の多い我が国で組積造のレンガの家が優れている等という論説はいかがなものだろうか。実質的には風害(オオカミの息)が、当該対象地に於ける災害要因ではあるのだが、「住宅は夏を旨とすべし」というように、日本では通風が重要である。風害の多い地域は日本国に於いては南国であり煙突は必要ない。むしろ煙突が必要なのはむしろログハウス的な木造住宅や山小屋であろう。当然、泥棒対策上もよろしくない。

 このような絵本が世間一般に流通し、子どもにレンガ造が良い等という誤解を植え付けるのはいかがなものか?

 日本の大手ゼネコン、及びハウスメーカーはこれに抗議し、日本の子どものための「三匹の子豚」の絵本をつくるべきだろう。住宅づくりは自分で施工せず、専門家や施工者と協力し、免震や耐震などを駆使して、安心•安全な住宅を作りたい。


 と、上記まではハウスメーカーのような立場から見たジョークだけど、

 個人的にはセルフビルドも大賛成。世界中の住宅はセルフビルドのほうが多い。もしも物語を造り直すなら、風害-火災-震災に遭いながら、徐々に三人が力を合わせて災害に強い住宅を作り上げていく話とか、それこそ、三匹の子豚が故郷を離れて、インドネシアとか、日本、アイルランドとかに引っ越す話なら物語が展開出来そうだ。
 

 この日本版「三匹の子豚」の話。協賛を得て、真面目につくれば良い絵本ができそうだし、企業広告にも使えそうだ。
関連記事
[2014/01/14 17:32] | 建築・都市コラム | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<世界に散らばる日本の文化財のための修復センターを! | ホーム | 和食=世界遺産という誤解>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://hirokijourney.blog35.fc2.com/tb.php/688-c1838e3c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |