[080305]New York
 今日で旅立ってから1ヶ月、学生の頃の旅行ならそろそろ帰る頃だが、旅はまだまだ続く。1週間の旅行で例えるとようやく1日が終わった程度だ。

 朝、泊めてくれているカナダ人の仕事場へ。彼はギャラリーに勤めてもいる。ブルックリンの北、マンハッタン島から川を越えたロングアイランドは、先日探索したチェルシーのギャラリーの倉庫街になっている。倉庫ではギャラリーの抱える作家の作品置き場となり、また、撮影スタジオでもある。14人がギャラリーにかかわり、扱う作家は15人ほど。他に人気作家の作品を一部扱う画廊のようなこともしている。
 ギャラリーに所属する作家の作品が売れると、ギャラリーにはその50%が入る。ギャラリーも売り込みにそりゃぁ必死になるわけです。
 
 彼の仕事用トラックでイサム・ノグチミュージアムへ。多くの建築家が愛してやまない彫刻家だ。彼の作品の中で特に石の彫刻に魅了されてしまう。繊細で、フォルムにどこにも付け足すところも削るべきところも無い。

自分は俗人なので、理解が難しいものに出会うと何かしら哲学的なことを考えたくなる。
石の彫刻は削り取って形作るが、そのとき彼はどんなことを考えるのだろう。石が持つ、こうなりたいという意思を汲み取ってあげるのか、それともはじめから彼のイメージがあって、たんに素材として石を削っていくのだろうか。
 

 街を歩いていると、あちらこちらに上部が少しずつ後退しているのがわかる。斜線制限だ。日本のように斜めに施工されているのはほとんど無いが、いくつかは見つかる。ニューヨークの建築基準法をまったく勉強せずに来てしまったが、道路斜線以外にも、斜線制限がありそうで、日本だけでなくニューヨークでも設計者は苦労しているなぁと感じてしまった。
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国連ビル/コルビジェ他、モーガンスタンレー改修工事/レンゾピアノ、etc名前を挙げきれないほど大量の建築を見ているとさすがにお腹いっぱいになる。けれども、それでも珠玉の建築は別腹である。それも休める場所があれば完璧だ。その意味では「今日訪問した中で一番の建築だったで賞」Kevin roch他のFord Foundation Buildingにあげたい。
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素晴らしい建築で囲い型のプランで、残りの辺はガラスに、内部は公共に開かれた公園になっている。内外に花崗岩、内部に特殊塗料を塗られた鉄骨で構成されており、50年近く経っても素材もプランも古さを感じさせない至高の建築だった。


夕方から夜にかけてエンパイアステートビルディングへ。
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Village Vangurdにてジャズを聴く。Village VangaurdといえばJazzの老舗だ。これ読んでいるある特定の人は悔しがっているだろう。Jazzというのはやはりライブが最高だ。
表情や体の動き、間奏中のトークなども重要な要素の一つだ。この雰囲気は、New Yorkだからこそ生み出されている。

 宿代がいらないとはいえ、大分お金を使ってしまっている。しかし、経験にこそお金を使うと決めている。お金が無くなったら日本に帰って働けばよいのだ。

 とはいえ、食事は細々。ジャズ・バーでチップを2,3ドル払いつつ、自分はマックの1ドルバーガー。(泣笑)
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[2008/03/05 12:02] |  -USA | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
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コメント
vangurd live 羨ましい!
そりゃ悔しいっすよー。

しかし、チップを払うが何も食べず、1$バーガーで腹を満たすだなんて、青山ブルーノートに行く途中にコンビニのおにぎりを買って食べてた誰かさんを思い出しました。

と言ってる私も、vangurdの店に入ってから手持ちがないことに気付いて、店員に「金をおろしてくるから一度外に出て良いか?」って聞いて、日本語で「ハヤクシテクダサイ」って言われたクチなんで、何も言えないけどね。

節約して、一日でも長い旅になるように、頑張ってー。
[2008/03/08 12:45] URL | cobuta #lobHZa1o [ 編集 ]
>Kobacha
 節約?などする気はさらさらナッシング。お金を使い果たして帰ればいいし、また、旅に出ればいいしね。旅を続けることが目的ではなくて、充実した旅をすることが目的。素晴らしき体験ができればそれでよいのだ。

 節約するべきなのはビールなのだが、、、、なかなかやめられません。(笑)

[2008/03/08 15:02] URL | HIROKI #- [ 編集 ]
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