イタリア日誌-80「Ferrara Jazzclub」
フェッラーラで好きな場所の一つは、城壁の塔を改修して使っているJazzclub。地元民はTorrione(トリオーネ=砦)と呼ぶ。まず外観からはここがjazzbarだなんて全く想像がつかないはず。
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夜、開いている時でもこれほど目立たない。

夏は空調がないために暑すぎて使えないけれども、涼しくなった10月から4月までがオープン期間。城壁の建物には法的には本来何の用途にも使ってはいけないはずなんだけれども、まぁ、使われているほうが良いに決まっている。1992年に城壁の改修が終わり、そのあとでこの改修した建物の文化利用に関しての提案が広く求められて、1998年にこのjazzclubが勝ち取った。建物の利用は1999年から。ここでは多くのジャズの巨人達がこれまでに演奏してきたけれども、席は100席程度と狭い空間なので、超有名人は難しいかもしれない。ただ日本人ジャズピアニストの山中千尋さんは2011年も2012年も演奏している。しかも、なんと2セッションで15ユーロ!
 観客との距離が近く、最前列とは2mも離れていない。改築の建物なので控え室もないけれども余りジャズプレーヤーは気にしてもいないようだ。千尋さん曰く、このjazzclubは音質もよく、雰囲気もよいのでアメリカでも有名で多くのジャズプレイヤーが演奏したがっているそうだ。彼女のマネージャーも、イタリアだけでなくヨーロッパで最も重要なjazzclubだよと太鼓判を押してくれた。


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 砦だったため内部は円形。真ん中の支柱があるのが残念だけどフェッラーラの拡張期1492年に城壁とともにつくられた中世から残る美しい構造。閉じられた空間が実際以上に音響を良く聞かせてくれる。防衛砦の機能として、もともとは窓があったのだけれどもナポレオンのイタリア占領時に防衛の機能は取り払われた。ルッカなどの都市もそうだが、防衛を解体される。

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中世の砦の機能

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西暦1900年前後



さて、Jazz clubに入るには最初にカード(15ユーロ)で作って、それ以降はなし。月曜日はエントランスフリーで音楽が聴ける。土日はミュージシャンによって値段は変わるけれども10〜35ユーロほど。
写真はjazzclub1階のバー。ライブが始まるまではここでアプリティーボ!美味しいつまみもあり、ワインも3ユーロとお手頃。週末はレストランとなっている。料理も人気で、また食事をする人は後で最高の席が用意される。
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かつては武器庫だったか、それとも水の貯水タンクだろうか。天井のアーチが美しい。

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月曜日のDJ のアンドレア!(昼間は弁護士)



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JAZZ BAR のトイレの水を流すボタンのデザイン。FERRARAのJAZZBARは最高に良い!。

website
http://www.jazzclubferrara.com/#1
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[2012/11/15 00:22] | イタリア | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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