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イタリア日誌-65「太陽パネル畑と景観」
イタリアでは景観保全のため歴史的中心市街地では屋根に太陽発電パネルを配置することはなく、郊外にまとめて地面に設置されている。広大な草地がある郊外地に、まとめて配置した方が効率的だからだ。日本で震災後に塩に使った田圃を発電パネル畑に転用しようという動きがあったが、既に通常に機能しているという印象をうける。

 イタリアでは新エネルギーに対する政府からの多額の補助*があるため、個人事業主によって畑が次々に太陽電池パネルの畑に変更されている。かまさしく電気を栽培していると言った感じで、太陽の光が強いイタリアでは理想的のよう。

しかし、エネルギー問題とは別の課題が出て来ているようなので、紹介したい。

 例えば世界遺産都市であるウルビーノ周辺は丘陵地帯であるために、平地だけではなく丘陵地を利用したパネル設置が目立つ。風景は地域共有の資産であり、個別の住人が所有してよいというものではないという考えがヨーロッパでは徹底している。新しい代替エネルギーが求められる時代ではあるが、地域景観を考慮しないで、個人事業主によって無計画に太陽パネルが配置されるのは風景を破壊する問題意識が沸き上がってきている。
sRIMG2316_20120419010736.jpg



 地域景観を保全する為に、どの場所に太陽パネルを配置すればいいのか。これらのシミュレーションや景観への意識を高めるためのシンポジウムが行われている。

2000年のヨーロッパ風景協定後、風力発電の配置に関する風景計画(+生態保全計画)は一般的に勧められている。今後は太陽光パネルにも適用されるだろう。
sRIMG1970_20120419010737.jpg


 日本でも地域発電と景観をどう調和させるか、この課題に取り組めるステージをまず目指さないと。



補助率:
 太陽光パネルは50%の補助ということだが、年にも州にも寄るため、定かではない。
 ただし、一般的に補助率は非常に高い。住宅でも一定の基準を満たせば建築費の55%に補助がでる。修復で最高額100,000ユーロ、新築で最高額180,000ユーロの補助がある。
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[2012/04/19 01:26] | イタリア | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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