イタリア日誌56-「イタリアの寛容さと犬」
犬も地下鉄in milano。
s_犬in地下鉄
こんな感じで、電車の中にも入ってきます。


本当にイタリアは犬に寛容。犬も歩けば糞に当たる。犬の落とし物を踏むこと、直接的に言えば犬のうんちを踏むことをイタリア人は[fortuna]幸運と呼ぶ。いやな寛容です。

 もしくは西欧人は汚物に歴史的に寛容なのか?例えばハイヒールは都市に巻き散らかされたゴミや糞尿を避ける為に16世紀に生み出されたし、汚物に免疫があるのかもしれません。


 イタリア人はみんな犬が好き。猫もいるけれども、あまりみません。

店の看板犬
s_hirokiRIMG0360.jpg



公園には犬のコミュニティ



本屋の中にも入って、雑談してます。
s_hirokiRIMG0323.jpg



と、ココまでは、多くの日本人旅行者が目を輝かせて旅行記に書いていることです。


でも


イタリアでは減少しているとはいえ、25万匹もの(来年予測)が捨てられている。
(参照サイト)


http://it.wikipedia.org/wiki/Abbandono_degli_animaliによれば、
夏だけで16万匹の犬が捨てられ、年間60万匹捨てられたと書かれてある。(参照)


こちらの表では、野良犬9万5000匹がcanili sanitari(=保健所?)収容されたと書いている。
※右端の欄は各州の人口なので犬の数ではありません。
s_hiroki犬表

Data ultimo aggiornamento:giugno 2011
Fonte: I dati fanno riferimento all'anno 2009 e sono stati trasmessi dalle Regioni al Ministero della Salute entro dicembre 2009 per la ripartizione dell’anno finanziario 2010



 数が違うのは様々な動物愛護団体が協力して里親を探しているので、捨て犬の数と収容の数は異なるのでしょう。新しい飼育者にも教育も施し、行政も罰金を課してこのような無責任な人間を追放しようとしているが、なかなか捨て犬は減少しない。


 イタリア人が犬を捨てる理由は主にバカンスに行く為だ。特に夏の前に捨てられるのは、イタリア人のバカンス=ビーチに行くという構図のため。多くの公共のビーチでは犬を連れて来ては行けないことになっている。


このサイトにはイタリアには8000kmの海岸があるにも関わらず、たった27のビーチしか犬に開放されていないと書いてある。ペンションも犬がOKなモノを予約せねばならず、犬は猫のように家に放置しておくわけにもいかない。結局、家の中においていくのは可哀想という身勝手な思い込みによって、犬は捨てられていく。


イタリア人は犬に寛容だけれども、
イタリア人の寛容さは捨てる人にも寛容でよいのかな?

でも、街の中には野良犬はいない。こちらに関しては寛容ではないのだ。


この記事を読んで、イタリア人って「ひどい!」と思ったら、そんなことはなくて、イタリアの保健所では病気等で安楽死させなければならない場合以外、施設で飼育してくれるらしいです。


 やっぱりイタリアは寛容です。



追記
日本国内の保健所で殺処分される犬は年間約10万頭です。ちなみにアメリカ全土で600万から800万匹の犬猫がシェルターに収容され、そのうち、およそ300万から400万が安楽死させられる
とのことです。
http://www.alive-net.net/world-news/wn-pet/67.html


ちなみに、僕は中道犬派です。
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