イタリア日誌37[Skype!]


4年前にの日記の中でスカイプフォンが席巻し、通信業界を変えうると書いたけれども、結局変わっていない。ネットにつなげる為のWI-FI自体が通信会社に抑えられているからだ。

そんな訳で、たまに日本に帰国してもネットが使えない。まさしくネット難民。こんなにも技術が進んでいる日本で情けない。新幹線でwifiが利用出来るというアナウンスが流れたので、喜んでmacを開いてみてもロックが掛かっている。車掌さんに聞けば、利用には入会が必要で、その入会の手続きの書類なら渡せます。とのこと。

「。。。」


街を歩けばwifiは8つも10つも飛んでいるのに、結局一つも使えない。一体なんだっていうのか。全ての通信会社が争って配置しているせいで、日本に住む人々の情報取得の向上という純粋な目的に寄与していない。


 これからの時代は世界のビジョンを共有しながら、それぞれの役回りをこなしていく時代。社会主義とは全く違う、新しい資本主義が生まれてくるはず。今世紀の最大の発明品はきっと新しい資本主義。


 旧資本主義で前提となるのが競争原理。もしくは人間は怠惰な生き物であるというような前提としている面がある。でも、世界を滅ぼさず、敗北者を作ることを前提としない方向を目指せば、資本主義は行き詰まるし、競争自体に世界全体にとって意味も無い。富を一極集中させても、人間の一生は所詮80年ほどで使い切れるわけじゃない。結局のところ、万人の幸福度こそが求められる。国全体の幸福度が高ければ、安全も高まり、人間関係においても住みやすい環境が整う。極端に言えば、富を集めて、ゲートに閉じこもり、銃を構えた警備兵がいなければ暮らせないような環境に何の意味もない。シェアワークや上下関係のない会社運営などの試みによって、新たな資本主義の形は模索されている。

 ここでの資本主義はこれまでのマクロ経済学だけでは解けない。倫理学や道徳などの側面からの人間の暮らしの価値を捉えた新たな経済学が生まれてくる。もちろん、もう既にそのような研究が僕の知らないところで、きっと高い次元まで発展しているはずだ。

 さて、wifiの話。
そんなこんなで、たかがwifiの話。

さっさとラジオのように誰もがどこでも、万人が公平に無料で使えるようになってくれ。
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[2011/10/14 22:56] | イタリア | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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