イタリア日誌7-【Bologna 赤カーテンと省エネ】

 ボローニャの建物の色は赤色が基本。おそらく平地のため石材が取るのが難しいためか石材ではなくレンガ造りが多く、その土が赤色であることに由来しているようだ。

 ボローニャ色2

人間面白いもので、この赤色が見慣れて、当然の色だと無意識だが体が認識すると、と赤を自然と使うようになるのだろうか。ボローニャではカーテンの色も赤が基本だ。

赤いカーテン



この色使いは建物と相性がとてもいい。このカーテンが赤だと分かるのは、そう、当然窓の外側にカーテンが在るから。窓の内側にも白いカーテンを付けてはいるものも多いが、まずは日差しの強いイタリアでは、窓の外側にカーテンをする方が熱効率にいいのだ。日本のように窓の内側にカーテンをすると、窓のガラスを通って光が入り、カーテンが暖められて結果として部屋も暑くなってしまう。日本では湿気や雨が多いので外部カーテンという同じ方式は取れないが、今後の日本の省エネを考えると、雨戸や網戸を日差し除けになるように改造していく余地が在るのではないかな。

 太陽エネルギーから発電をしていきましょうとソーラーパネル設置の話があるけれど、やはり太陽エネルギーから生み出されるのは熱だ。全体の電気消費に対する冷房電力の割合は3%に満たないけれど、給湯や暖房にその6割使っている。電気消費を減らすには、どうやって太陽熱を暖房や給湯につかえるかを考えなくてはならない。設計も同じこと、どのように熱を居住者に還元できるようにしていくのか考えなくてはいけない。

 特に寒さの厳しい北欧でガラス建築がエコロジーであるといわれるのは、太陽光の熱エネルギーを享受できる所にある。暑さと湿気の厳しい日本で適当ではないけれど、電力消費のみを考えるならば、この熱エネルギーをいかに還元するかが設計にも問われているのだと考えている。
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[2011/07/09 15:39] | イタリア | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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