イタリア日誌2【イタリアのスローライフ】
イタリアではエレベーターに「▷|◁(閉める)」のボタンがついていない。
s_hirokiエレベーター



なんというスローライフか。ドイツにも「閉める」のボタンがないという、1、2秒を争うことなく、ゆっくりとドアはしまる。これに慣れればよいけれど、どうも日本人の僕の体は数字のボタンより前に、閉めるのボタンを探してしまう。ドイツの事例

一方で、人が挟まれたときに自動で開いてくれる機能がついていない。挟まれたら挟まれっぱなし、だれかが開くボタンを押さないと開きやしない。


 スローライフと言えば、先日震災復興に関する国際会議に参加させて頂いた。町の歴史あるオペラハウスを貸し切り、市民も200人ほど呼ぶと聞いていたので緊張もしていたのだが、開始時刻になろうというのに来場者が1、2人しかいない。あれ、どうしたのかと不安に思っていると、国際会議の司会が開始時刻の直前に


「さてコーヒーでも飲みにいく?」


と言い出す。


「あれ、もうすぐ始まる時間でしょ」


となんて僕が答えると、


「大丈夫。イタリアンタイムだからさ。開始時刻がまぁ16時って言っても16時15分かもしれないし、16時30分かもしれないよ。」


と返される。ああ、なんと言うスローライフ。


 開場してもみんな思い思いに友人と語り合いやっと30分遅れで、だいたい主催者の顔見知りがそろったなぁというところで会議が始まった。こんな国では焦ることがバカらしい。会議終了時刻も各々が好きに話し終わったところが終了時間だ。


 その国にはその国の時間の流れ方があって、その流れに合わせるのが最もスマートで、心地よい。イタリア時間に時計を合わせたい。
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[2011/06/28 21:55] | イタリア | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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