石巻の中州、ハリストス正教会の建て直しを
石巻中心部、北上川の中にある中州には正教会としては日本最古の木造建物の石巻ハリストス正教会が津波の被害に遭いながらも奇跡的に建物の形が残った。この建物は明治13年に新田町(現千石町)に建築され、そこから昭和55年に移築されて来たものである。移転には当時総事業費で2,442万円の費用がかかったが、この費用であれば、海外の正キリスト教会ないし、建築関係団体の協力によって十分まかなえるものであると直感できる。
 是非、復興の光となる建物の早期再建を期待したい。

石巻ハリストス正教会
石巻ハリストス正教会

ハリストス正教会2
木造で、北上川の真ん中にある木造建築が残ったのは奇跡。

中州の写真
石巻中州写真
民間の建物は津波で流され、石ノ森萬画館とハリストス正教会が残った。


ハリストス正教会の記事(4/13)
s_石巻ハリストス正教会

ハリストス正教会の説明
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石ノ森萬画館も大きな津波に遭いつつも、1階が土産物屋であり2階が展示場という建築形態であったために所蔵品がほぼ無事に残った。この石ノ森萬画館は世界的に考えても非常に価値のある観光資源。この震災を機に多くの漫画家が石巻の復興に協力してくれるだろう。

地盤が70cm以上下がったこともあり、堤防などの再建のコストを考えると、実際に居住建物が安全に建てることは難しいかも知れない。しかし、いつの時代でも残るのは自然風景、地形だ。この中州が石巻の復興の核になることは間違いない。石ノ森萬画館と石巻ハリストス正教会と上流側の秋葉神社の補修、修復、再建。ガレキを利用したメモリアルパークの整備。津波復興ミュージアムを世界的なコンペを行って設計者をまちの人が選定し建設する。復興ミュージアムでは仮設から徐々に造り始め、巨大まち全体模型によってまちづくりの状況を常に把握でき、住民がそこで一緒に考えるスペースにもなるように要項に記す。建設後、外部から訪れた方には津波の被害を伝える記念館ともなる。

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秋葉神社の再建も必要だ。土台は残っている。



中州は権利関係も5、6で済む。この中州が復興の核になるのは間違いない。
石巻の止まってしまった時間を再び動かそう。

s_止まった時計

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[2011/05/11 11:42] | 震災復興 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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