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ラオス日誌-1「ラオスから学ぶ。」
 ごみ処理で最も厄介なのが生ゴミ。これは多くの水分を含んでいて焼却するのにものすごくコストがかかる。つまり多量の石油資源を投じて生ゴミを燃やしている。

生ゴミを減らすべく、ドイツでは地域コンポスト、日本でも家庭用のコンポストなどが備え付けられて肥料にするなどの試みがされている。しかし、ラオスではもっと手っとりばやく、穀物野菜以外に適用でき、そして有益だ。


laos01.jpg


 ラオスの北部の村では豚と鶏と犬が飼育されている。これはタイの村でもそうだし、ミクロネシアのバヌアツでもそうだったからイスラム圏を除く世界的な家畜トリオなんでしょう。僕らの昼飯のもち米の残りを笹の葉に包んで村にもっていき地面に放り投げると、ものすごい勢いで鶏が集まってくる。そして犬もあわてて掛けてきて、恐ろしいほどの米トリ合戦が始まる。初速は鶏のほうが早いのだけれども犬がガツンと追い払って食べる。こちらも少し小さめにちぎって放り投げてやって小さな鶏にも食べさせてやる。

 そう、ラオスの村では残飯は全て家畜が食べてくれるのだ。動きの遅い豚はまとまった食事を出すと犬の威嚇をモノともせず、全て平らげる。食べ方にしてもなかなか違いのあるトリオで、米から野菜、肉まで何でも食べる。残飯は一切残らない。

 そして、なによりいいのは、残飯を食べて育った鶏を食べられること。夕飯は村の鶏を選んで絞めてもらい、チキンスープに。食べ終わった骨は「ポイッ」っと犬に。(本当は鶏の骨を犬に与えると危ないと日本では言うけれど、こちらでは問題ないようだ。)


 日本でも団地にひとつ、共同体にひとつ鶏小屋を作ってはどうか。できれば雑食の豚がいるといいけれど、それは地区が広ければ実践してみたらとしてみたい。当然、学校はいい養鶏所になるだろう。地域と連携すれば巨大な養鶏場も作れるかもしれない。それに子供の教育にもいい。自分で育てて自分で食べる。地域の農家の方に羽のむしり方や痛みのないように締める方法も教えてもらえばいい。

 こうして家畜に残飯を放ることで最も焼却所から嫌悪される生ゴミが一気に減り、地域の食卓に元気な鶏肉が供給できる。過激な意見かも知れないけれど、来る世界的な食糧危機やフードマイレージなど考えれば自分で家畜も育てるのもいいではないか。家庭菜園はもう当たり前になったし、鶏小屋も当たり前になる日が来るかも知れない。

 
 最貧国のひとつであるラオスから学ぶこともたくさんあるのだ。



 ちなみに鶏と豚は家畜として理解できるが、どうしてこんなに犬が多いのだろう?ペットとしては多すぎて食料の無駄だし、、、、、


それはラオスでは問題なし。

そう、

もちろん犬も食べてしまうのだ。



写真はラオス山岳民の食事
国立公園の中で火を焚いて、近くにある竹を切ってお皿やスプーンをつくる。その場でとれた山菜ももちろん入っている。現代人に足りなくなったのは、こうして山で自力で生きられる知識なのかもしれない。
laos3.jpg


ラオスの村の子供
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[2011/02/09 22:18] | ラオス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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