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上海日誌-63「ぶつかっても悪くない、の交渉術」
尖閣諸島の事故で、日本は中国の交渉手法に完全に負けてしまった。

ただ、これが政治的な場所、事故でなくたって、日本人はきっと交渉にきっと負ける。


あまり個人的なことは書かないようにしていたのだが、自分の体験談からそう思うのだ。


~~~回想~~~~


電気自転車で食事の後、次の遊びに向かうとき、その事件は起こった。

道路の真ん中に車が停車しており、当然、道路中央側を通ると危ないと思ったので右側を通り抜けようと試みた。



が、


しかし、



突然、後部座席のドアがおもいっきり開いた。


ドアを躱そうと試みるが、左ハンドルがぶつかる。バランスを崩し、吹っ飛ばされる。


バイクはガードレールにぶつかった上、

体は道路に叩き付けられる。

(ガードレールは壊れて、バイクは破損)


目を開ける。


痛い。


というか、左手の感覚がない。



肘から先がどうなっているのか分からない。



でも、まて、



「ゴキッ」とか音も鳴っていないし、

「ポキッ」とか「パキッ」とも言ってない。


あれ~、骨が折れる音ってどんな表現をするんだっけか?なんて冷静に考えつつ、



、うん、どれも聞こえてきていない。


つまり、骨は折れていないはずだ。


実に論理的だ。


うん、頭はうっていない。



ただ、痛い。
何も考えられずうずくまる。

野次馬がくる。
車に乗っていた人間も降りてくる。


近くによるとそして頭をわしゃわしゃ撫でられる。

「大丈夫、大丈夫。」

わしゃ わしゃ わしゃ

「けがはないか?」

わしゃ わしゃ わしゃ

「飛ばし過ぎだよ」

わしゃわしゃわしゃ

と中国語で。


「いや、お前に何が分かる!?」


「加害者のくせにお前、頭を撫でるな!!」

と怒りを出したいが痛くて動けない。声も出ない。


あたった車はBMW。向こうの車は無傷だ。
(そんな心配をしてしまうことはないのだけれども)

彼らは一応紳士的。みんなお金を持っている感じは受ける。

加害者A[医者に行くか?連れて行く。」


(「いや、でも、次の遊びがある」)

手は動くか、、、

感覚はないが、指先は動く。

「(「うん、コレならいける)」

なんて、思い

「多分、骨は折れていない。大丈夫だ、5分休ませてくれ」という。


彼らはそれを聴いて安心したんだろうか、こんな言葉を掛けてくれる。


「事故があった事は、非常に残念で運が悪い事だ。でも、こんな事件が会ったから私たちは知り合う事が出来た。後日、是非食事をごちそうさせてほしい。そしたら私たちは友達になり、この事件は良かったことになる。」

と。。。。




「すげぇ。」




一瞬きょとんとした。
そんな事を今、言うか?


この富裕層の思考法には感動すら覚えた。中国の人は金持ちと下層では考え方が全く違う。こういう人間が上に立つ。



とにかく、手は痛く、小指や薬指の感覚は全く戻らなかったが、


とりあえず踊りに。。


痛かったが、その後、徹夜で仕事。
右手の人差し指でなくて良かったと思いながら仕事。




2週間。
まだ、小指と薬指のしびれは取れない。


テレビショッピングで、

おばあちゃんが、


「冬になるとねぇ、、手先のしびれがとれなくってねぇ、、、」

なんてセリフの意味が分かった。

手先がしびれるっていうのはこういうことね。。なんて楽天的に思ってみたり。



さて、



「次回:車でぶつかった人は大富豪、事故から始まるサクセスストーリー」

とか、
「事故から始まった日中友好」

なんて、報告が出来るといいんだけれども、


事故が起こって半年以上。


いまだに彼はおごってくれない。


~~
要するに
今回、日本の対応は責めたくもなるのだが自分が漁船の船長で、中国の漁船にぶつけられたらいろいろ交渉で負けてしまう人も多いだろうってこと。日本人はなによりそれを鍛えるすべも機会もすくなかった。日本が町工場の職人になってしまわぬよう、世界で唯一の工場の卓越した職人で交渉のカードを切れるようにするには国家の戦略が必要だろう。


 交渉に勝てるのは、実は法律のエクスパートよりも大阪のおばちゃんだったりするのかもしれぬ。省略しすぎてわかりにくいかも知れないが、国民をどう育てるのかも、実は国の大切な役目なのだと思うのだ。

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[2010/10/02 15:20] | 上海日誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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