[080219]Hawaii
[080219]Hawaii
 ハナウマビーチに行く予定だったが、火曜日のためビーチが閉鎖。急遽ダイヤモンドヘッドに登る。高い位置から見るとハワイの骨格が見えてくる。


 午後はハワイ美術館へ。ここにはゴッホやマチスなどの絵画のほかに、世界各地から集められた収蔵品が納められている。この収蔵品がすばらしかった。太平洋、日本、中国、イスラム圏、インドネシア、、などなど各部門に分かれ絵画や民芸彫刻、祭事品などが飾られていた。

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 特にインドネシアの収蔵品は自分が訪れたこともない地域ということもあり、非常に興味深く拝見した。これらの彫刻の造詣は一体どこからくるのだろうか。先祖のための彫刻とはいえ、非常に抽象的である。時代を経ても写実的にはなっていかない。なにか彼らの頭の中に動かし難いイディアのようなものがあるのだろうか。彼らにそう作らしめている「何か」の力が働いているのではないだろうか。
 私が旅する最大の理由は、それぞれの土地に文化を生み出した力とそれを保持する力を見つけ出すことだ。これを私は「気の総体」と呼んでいる。建築だったり、彫刻、歌、絵画、食事、言葉に至るまで、それぞれは相互に関係を持ち、お互いを作り出している。一部が変化するとそれに伴い、他も少しずつ変わっていく。「気の総体」はこの変化の揺らぎを含んだものだ。建築の世界ではゲニウス・ロキ(土地の精霊)という言葉があるが、これは建築の形態等に働く「一方通行」の力という意味合いがある気がしており、「風土」というと、人間の能動的な活動を包括していないような気がしている。
 ある土地において人間が生み出す全てのものは、風土を出発するのかもしれないが、生み出されたものは、相互に影響しあい、風土を含んだ大きな総体となるのだ。そのため相互に働く力はその土地に行って見なければ決して感じることが出来ない。同じことだが、建築の形態を理解するには、建築だけではなく食も酒も言葉も歌も体験しなくては、なぜその形態が生み出されたのかを知ることが出来ないのだと思う。
(和辻哲郎の風土論、イーフートゥアンのトポフィリアに考えは近い)

その後、ハワイ州立センター、
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宮殿を見て、ワイキキビーチで開かれるフラのショーを観賞。夕焼けをバックに非常に美しい時間を過ごせた。
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夜は知り合った二人の日本人と共に、この旅始まって以来の豪華な食事。やはり夕食は誰かと食べるに限る。いい時間だった。
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[2008/02/19 17:55] |  -USA | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
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コメント
もうハワイにいるんだね。
ダイヤモンドヘッドは、去年行ったけど
すれ違うのだけでも大変な階段があった記憶が。
写真アップしてあったけど、すごく景色がいいよね☆

ハワイ島もお勧めなので、次回は是非行ってみてね。
今日は、東京で春一番が吹きましたよ。
では。
[2008/02/23 19:33] URL | aiko #- [ 編集 ]
>aiko
確かに、ハワイ島とか他の島も良いさそうだった。7000マイルだかで往復チケットと交換できるので本当はもっと長く滞在したかったんだが、気づいたときにはもう、変更しがたかったんだな。また、ハワイは行けるでしょう。一人ではないときにでも。
[2008/02/24 12:36] URL | hiroki #- [ 編集 ]
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