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上海日誌-47「東洋と西洋のコントラスト」

上海弁でqiang li baと呼ばれる竹の柵。
竹2

この由来は昔江南水郷の農民からと推測されている。上海の浦西中心部では50年代~80年代ぐらいまでどこでも見かける物で、壁の代わりに、花園式里弄を中心に使われている。
竹という材料の耐久が高くないため、漆で黒く塗って、防水させるのが一般的。
竹

 

 上海の南東、フランス租界での使用が際立つ。スクーターでの帰り道、武定路のプラタナスと赤い壁、この竹の壁の間を毎日通り抜けていた。古い西洋的な建物と実に東洋的な竹の柵のコントラスト。これが実に上海らしくて心地いい。これこそ上海ならではの風景だ。
bamboo3.jpg

 この東洋的なものを自分の家に設置する事を当時の西洋人は許容したのだろうか。現在のように西洋人が東洋趣味であれば当時もそうなっていただろうが、実際には所有者が中国人の手に渡ったときにこの竹の柵が西洋の建物に付加されたのではないだろうか。


しかしながら、このqiang li baは80年代以後、どんどん消えていっている。いつまでこの上海的な風景が残るだろうか。残せるだろうか。



追記になるが 以前、能登を旅したとき美しい防風柵を見た。
notobanboo2JPG.jpg
notobanboo.jpg

上海の柵とは用途は違うが日本の集落の風景も捨てたもんではないなと思う。景色は意識し、構成要素を見てみないといつの間にか姿が変わってしまうものだ。こんな景色を作りだす要素を再発見して、次の時代に繋げていければと思う。

※qiang li baの調査データは一部学生が調べてくれたもの。ありがたく利用させて貰いました。

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[2010/02/05 03:33] | 上海日誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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