上海日誌-34「世界は確実に近づいていて、」

関わっているプロジェクトのため、北京に出張。相手は北京の大きな設計院。こちらの事務所は上海にあるのだが、図面をネット経由で渡してもどうも理解してもらえていない。それで最終的に図面を描く設計院が動かない。それに業を煮やしたクライアントが出張を突然決めたのだ。

 自分と中国人スタッフの二名で乗り込む。打ち合わせはもちろん中国語。中国語と英語と図面で説明、こんなことも理解していなかったのかというレベルの質問がどんどん来る。日本と違って仕事は6時以降は働かないので、結局1日で打ち合わせが終わると思ったら3日かかった。朝から夕方まで建築、設備、構造担当と打ち合わせ、夜は細く図面や修正やらして送付。

 クライアントから、後1週間で図面の締め切りだと聞く。(そんなことは初めて聞くし、クライアントも今日ボスから言われたなど、実に中国的。)
 建築後退線に当たる地下階段など7ヶ月以上前の図面からあるのに今頃になって、不可能なんておバカなことも起こる。そんなことが大量に発生する中国の建築で事務所が求める水準をいかに保つか。緊張感がある打ち合わせ。
 3日後には大体大きな部分はすべて解決。彼らとがっちり握手をして、後は上海での宿題。


最後の夜、仕事も落ち着いたので、北京の友達に会う。

1度目はベトナムのフエで、2度目はサンフランシスコで、3度目はチリのサンティアゴで、そして今度は北京で出会う。世界というのは本当に近づいているのだなぁと感じさせてくれる友人だ。
 彼のとても素敵な家で酒を飲み、そして、共通の友人にビデオメールを作り送る。
すぐにそれを見た友人からメッセージが帰ってくる。
 本当に世界に距離はあるのだろうか。上海と北京での仕事やり取りがうまくいかない一方で、こうして距離を越えてつながる気持ちがある。

次回、彼と会うのは上海だろう。いい酒を奢ってやらねば。
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[2009/10/19 17:30] | 上海日誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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