上海日誌-18「模型模型模型CGCGCG」
プロジェクトも佳境に。図面もぎりぎりだが、模型作成。金曜日に図面を見せて、わずか2日。それも土日。3社に一気に作らせてみて一番良いのを判断する。
今回の模型は1/100で作る。敷地が300メートル四方、そして高さが100Mだから地下も合わせると 3メートル四方、かつ1,2Mぐらいの模型になりそうだ。正直言ってデザイン的に収まっていない部分もあるし1/100で作るのは粗が目立ちそうで辛いけれども、クライアントの要望では仕方がない。

早速出来上がった1部分を見る。模型の作り手ははっきりいって設計を理解はしていないが、すばらしいスピード。日本だったらこれだけでいくら値段がかかるか、、と思う。

日本も同じだろうけれど、中国での模型作成はいったん3DMAXというCGソフトを使って立体をつくり、それをコンピューターで材料を切断して作るようだ。だからCGが先行し、あとから模型が出来る。2つとも日本に比べれば値段はとてもお手ごろ。日本の設計会社との仲介だけで商売できるというのも理解できる。(CGと模型とをセットで作ると格安なのだ)

 基本的に中国では図面を読んで建物をつくるというより、スケッチアップやCG、模型を見てそれに合わせて建設するという傾向があるようだ。そのためどのプロジェクトでも大きな模型を作っておく。今回のプロジェクトは国際商業都市の目玉プロジェクト。今回巨大な模型を作るのは政府へ強いプレゼンテーションを行いたいクライアントの要望だ。

ただし、これだけ大きく、そしてCGやさんも模型屋さんも図面が読めないとなると、作成期間中は多くの時間を彼らに割かなくてはならないのが辛いところ。
(だから日本人が中国の模型仲介業に頼む場合、単に言葉が分かる人ではだめ)


この巨大模型ができれば、いったん一段落。

CG会社には若い人たちが缶詰状態でずーっとCG作業。
土日も関係なく永遠とだ。

明日は4週間ぶりに休日をとる。
 
そして日曜日は模型会社(工場?)に行く。曜日感覚がない。中国の田舎からかき集められた若者いるらしい。休みなしで単調な窓やらサッシュ、木やらを作り続けている。中国の縮図を見る思い。
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[2009/06/14 14:19] | 上海日誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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