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上海日誌-6「春が来た」
寒かった上海にようやく春が来た。空気も汚いし、淀んでいるのであまり爽快さはないのだがようやく寒さが和らいだ。

 4月の初旬でも上海は寒かった。特に部屋の中が寒いのだ。暖房は付けても弱いし、そもそもつけても効果が薄い。
というのも、中国の建築基準法には上海以南には断熱材を付けなくてもいいらしく、中国なので「当然」お金のかかる断熱材など使わない。壁はレンガを積んで、その上にモルタルでしごいて塗装を塗っているだけだ。それゆえに建物の中の気温と外気の温度は変わらない。

  壁も薄ければ、天井だって薄い。
100mほどのビルでも、天井のスラブ厚わずか50mmという訳の分からない寸法で成り立っている。配筋は当然シングルだし、かぶり厚など考慮に入れているわけがない。外見はしっかりしていても中はどうなっているかわかったもんではない。

 こんな設計と施工が許されるのにもいろいろと事情ががある。例えばプロジェクトを一貫してみる(日本で言う)建築士事務所がなく、ゼネコンもない。全てデベロッパーが監督する仕組みになっている。CM(コンストラクトマネージャー)やらPMを入れた方がいいのではないかと思うが、デベロッパーの袖の裏の仕組みがあるらしく、それらを使わないようだ。設計の体制や仕組みについても日本と異なるのも大きな理由の一つだ。これについてはまた報告したい。

 設備に関しても、いい加減なものが多い。しかも、工程表にそって業者が連携して入るのではなく別々に発注しているため、床の仕上げを全てした後に天井をはつったり、電気をつけるなど、、順番がめちゃくちゃだったりもする。正直、あぜんとするような話ばかりだ。

中国という国は表層は取り繕うけれども、中身は、、、、、というケースが多い。建築もしかり。頭が混乱する日々だ。





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[2009/04/11 03:15] | 上海日誌 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
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コメント
なんでもアリだな。
[2009/04/11 22:49] URL | K@KSK #- [ 編集 ]
ありです。
[2009/04/11 23:32] URL | hiroki #- [ 編集 ]
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