【081112】パンガン島フルムーンパーティ
 パンガン島はタイの南の半島、東側にある。バンコクからバスで8時間+フェリーで2時間ほどの距離だ。近くにあるサムイ島、タオ島に比べて小さく、観光資源もあまりない。人口は約1万人、面積は 168k㎡ほどでサムイ島の2/3ほの大きさだ。このパンガン島を有名にしているのがフルムーンパーティだ。パーティが開催されるときには1万を超える外国人が押し寄せる。物価は跳ね上がり、ホテルは埋まる。もともと1990年代始めに半島の先端にあるビーチの1つのゲストハウス(兼バー)が始めたパーティだった。この規模がどんどん大きくなって、そのビーチ全てがパーティ会場になった。


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 何も観光資源を提供していないのに毎月の満月には多くの人が集まる。これはすごい事だ。日本でも夕日が美しく見える丘と名を打ってコンサートするというまちづくり事例がある。四国の双海(ふたみ)町下灘駅はコンサートを初めて24年にもなるはずだ。それを考えるとパンガン島はフルムーンパーティによる まちづくりに成功したといっていい。日本でもお台場などでレイブパーティなどが行われているが、その収入を考えるともっと地方や離島の役所はレイブを観光客誘致に役立ててもいいはずだ。


 パンガン島のレイブはそりゃぁ凄い。火をつけた大縄跳び、リンボーダンス、異なる音源は5、6カ所ある。飲むにはいい雰囲気だし、名物のバケツカクテルもいい。これは小さなバケツにラムやウォッカ、コーラ(などの炭酸)、レッドブル、氷を入れた飲み物。豪快にそして皆で楽しめるクレイジーな飲み物だ。ここで踊ることは若いバックパッカーの楽しみの一つだ。

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パンガン島名物(?)大火縄。めちゃくちゃ楽しい。しかし、みんな酔っぱらっているせいかすぐ引っかかる。もちろん私は一度も引っかかりませんでした。

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バケツでカクテルを作る。これはタイ全土で飲めるようになってきている。アホな飲み物です。



しかし、若干不安はある。音源の連帯感のなさ。踊るスペースと歩行スペースが混在して踊りにくい事、観光地的になりすぎたのか踊っている人が少ない事、街全体のサービスの低下(ぼったくり等)、夜間にビーチの清掃がない事、などなど個人での儲けを優先しているのか、パンガンのフルムーンパーティ全体を運営する組織が浮かんでこない。満月はどこでも一緒に見える。はっきり言ってパンガン島でやる必要はないのだ。と、考えるとフルムーンパーティというイベントを大切に育てないと貴重な観光資源がなくなってしまう。島の住民はその単純なことに気付いているのだろうか。

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* **
いやぁ~、なんだかんだ言っても楽しかった。最後にハッチャケてきました。馬鹿のように踊り狂って、うん、楽しかったぁ。今度はもっとディープなハーフムーンかブラックムーンにでも行ってみたい。

 また、この満月の日はローイ・クラトーンというタイのお祭りの日だった。夕方、現地の人と一緒に草で作られた灯籠を流した。水と共に生きる国の美しい慣習だった。


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[2008/11/12 19:21] | 世界一周旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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