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[080903]Dubai
ドバイの今後も楽しみだ。この街はまだまだ急速に変わりつつある。まだまだ街は完成しない。高層ビルを造るクレーンはその都市の活気のパロメーターだといえる。そのクレーンが世界から一点に集まっているかのようだ。上海ですら比にならない数のクレーンだ。
 世界の建築の最新情報を集めた雑誌「Architecture plus」を読んでもUAEのプロジェクトが目白押しだ。それも規模がとてつもない。その中にはノーマンフォスターの新しいWTCセンターであったり、OMAのRAK Gateway。都市開発でもOMAのWaterfront cityは11,800,000㎡の床を生み出す巨大プロジェクト。計画案ではあるが9.2万人の居住スペース、31万人の就業スペースを創出する。とんでもない計画状況だ。日本ではそんな空想すら出来ない。
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ドバイは暑く、とても歩ける都市ではない。よって車依存型の都市になった。ラスベガス、ロサンジェルスのような形だろうか。新市街は道路を渡るのも困難な状況になっている。
交通渋滞もひどく道路は3~5車線あっても未だ足りない。朝夕ともなれば交通は麻痺する。夜中タクシーであれば20分も掛からない距離だがバスで帰れば3時間ほどかかってしまった。現在、渋滞の解決策として鉄道が急ピッチで引かれている。インド人等の外国人労働者によって夜を徹して工事が行われている。彼らの汗によってこの都市は動き続ける。

こちらの芝生は砂地の上にホースが引かれ、そこから水を得ているだけのものだ。表面だけの緑だ。この摩天楼の下も一枚めくれば砂漠が広がっている。

 都市は歴史も風土も関係なく、経済によっても造られえるのかと当惑させられる。自分がこれまで訪ねてきた都市と大きく異なるからだ。もちろん辺鄙な場所にある港が栄えたこともある。しかし、港が機能しなくなったとたん街は廃棄された。ドバイはどうなるか。80年後石油が尽きたならば暑すぎてとても人間が住めない土地に都市は在り続けるのだろうか。都市は風土から生まれると信じる私にとってドバイはなにか人間的ではないのだ。

 ドバイに19世紀末に造られていた住居を見る。中庭を介して住居が作られている。高いタワーは風を集めるウィンドータワー。暑い地域特有の風の塔だ。塔にぶつかった風が下方に導かれ冷やされて室内に取り込まれる。
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高い天井の上方にある空気口から暑い空気が抜けていく。何もこのような住宅を現代でも作るべきだというのではない。しかし、いかにローテクでハイクオリティの建物を造るかが重要だ。世界を旅するとそんなことを思う。


シャルジャに抜け、夜中の便でイスタンブールへ。
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