[080829]Sayu’n →???(オマーン国境)
夜中発の便に乗り、イエメン国境の街シェヘンへ。
イエメンはアラブ最貧国の一つ。この国には石油が少ない。石油がないために世界情勢地図からも抹消されている。石油がないアラブ国は先進国の政治家にとって意味をなさない。この国の一人当たりの月収は50ドル未満だ。

アラブ諸国がイスラム国家であるがゆえにテロの温床となっているという大きな誤解がある。イスラム諸国は元々安全な国だ。盗みを働く人もいない(イエメンでは盗むと手を切られていた。)テロが起きるのは宗教の対立でもなんでもなく経済問題に尽きる。西欧諸国が自分の都合の良いようにアラブ諸国を線引きしたが故に様々な亀裂が起きる。
アラブ人に言わせれば、西欧諸国はある一部の人間(王族等)に特権を与え、自国民の利益よりも西欧諸国よりの政策を取っている。コーランの下、人々は平等のはずなのに自らは貧困に喘いでいる。であるからこそ、イスラムの原点に帰って国を作り直す必要があると民衆が考えるのだ。イスラム原理主義は貧困層の不満を一心に受ける。
原理主義によって石油国家の基盤が変われば西欧諸国の利権がなくなる。そのために彼らは内政干渉をする。
ここにイスラムと西欧との対立が起こる。9・11は起こるべくして起こった。世界の形が顕在化したのだ。

 ただ、イエメンはそんな世界情勢からも忘れ去れた国だ。なぜなら石油がないからだ。アラブ湾岸諸国にも加えられていない。
彼らの笑顔の行き先はどこにあるのだろうか。
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 何とか日が暮れる前にオマーンに入国。そこからの移動を諦め、親切なチュニジア人の作業小屋にて就寝。
 彼と婚約者の出会いは間違い電話からだったらしい。男女交際の難しいイスラム国でなんとロマンチックな出会いだろう。

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イエメンからオマーンへの国境越えルート

・サユーンからオマーンのサラーラへ直接抜ける国際バスがある。
・ この国際バスはサユーン・イエメニア右前の店で買えるが、人気のため買えない。
・ イエメニアの右(建物同じ)のトラのマークの店が国境の街シェヘンまでのバスチケットを売っている。ただし、バスは夜中の3時(実際には4時ぐらいに他のバスが来た)
・ バスチケットはおそらくYR1000ほどだが2000取られた。(事前には4000とふっかけられる)
・ このバスは毎日ありそうだが人気、席はない。
・ 座席の間に座ることになる。汚いが耐える。
・ 座席間にターバンで即席の背もたれを作ると少しは楽になる。(イエメン人が頭がいいと驚かれる。頭が良い日本人で良かった。)
・ しかし、現地人(たぶんエチオピア人)はダイナミックに横になっている。
・ 水は必携。いつ休みがあるか分からない。暑い。
・ 朝10時ぐらいにちゃんとした休憩あり。とにかく喰らう。喰えるときに喰えるものを。
・ 昼1時ぐらいにシェヘンに着いたら、乗り合いタクシーを捕まえて国境へ。YR200くらい。
・ 国境でスタンプを押されたら、また国境の中央地点へ車で連れて行ってもらう。
・ そこでタクシーは追い返されるのでヒッチハイク。
・ オマーン国境にてスタンプ。イエメンのお金は使えない。両替不可。
・ 再びヒッチハイクにて国境の街へ。
・ 国境の街にはレストラン、ホテル(RO10)がある。銀行はないがドルは使える。
・ 朝7時ぐらいにミニバスでサラーラ行き(RO3)がある。
GOOD LUCK!!!
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