[0808026]Sanaa ・Wadi Dahar
 親切そうに騙そうとするイエメン人のために少々時間を喰う。こんなことには慣れっこだが人に対して誠実であろうとすると面倒なことになる。旅人は親切と出会い、意地悪に出会い、国を好きになり、嫌いになる。旅人が国の印象を語る第一声は「○○人は優かった」「○○人は最悪だった」だったりする。人が国の印象を決める、日本に訪れた外国人は総じて日本人は親切だったと答えてくれる。うれしいじゃないか。


 ワディ・ダハールへ。
周囲の崖地と一体化したような建築群が見える。丘の上に単独で立つ住居は一軒でもまさに砦だ。その中でも一際目を引くのがRock Palaceと呼ばれる住宅だ。大きな岩の上に建ち、岩と一体化して作られている。
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イエメンは他のアラブ諸国とは違う。アラブであるよりアフリカの文化のほうが色濃いのではないのか。思えば、サウジアラビアの砂漠を越えるより海峡を越えてアフリカのジプチのほうが近い。実際に交易がどれほどあったかは分からないが、人類の共通知があるのか。

 スークにてなぜかジャンビーア(短剣)を購入してしまう。ベルトつきの完全バージョン。京都に行った高校生が木刀を買ってしまう心境に近いかもしれない。しかし、このジャンビーア、どうも体にしっくりくる。日本でも脇差、行司が脇差を指すようなものだろうか。体の中心、腹の近くに収めるので自分の中心が出来たような気がするのだ。このジャンビーアが先祖代々のものであったり、戦士としての証である気持ちを考えるとその誇りをも一体としていたはずだ。「刀は武士の魂」とは言うが、ここでもジャンビーアはイエメン戦士の魂だ。
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 実際にジャンビーアつけて一日を過ごしてみると色々なことに気付く。一つは体をかがめる難しいこと。座っていても自然と背筋が伸びる。猫背矯正にはいい(かも)。
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