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[080802]Dahab

 アドヴァンスコース講習の2日目。
水中で30mをどれぐらいの時間、どれぐらいのキック数で到達するかを確認する。このような確認は陸上でも役立つ。自分の歩数がきちんと1mで歩測できると建築の空間把握がたやすくなる。毎日通る場所に30mを事前に測れば、ちょうど30歩で歩くよう毎日トレーニングすることが可能だ。大学時代にはそんなこともやっていた。
コンパスを使って、方向をチェックする。これは山登り(アドヴェンチャーレース)で学んだが海の中でやると混乱してしまう。しっかり方向を合わせていても、どんどん上昇してしまうなど、上下の浮き沈みのコントロールがおろそかになってしまう。海の中では360°のみなず上下にも移動できるのだ。
 
講習がひと段落。やっと楽しめるEels gardenというスポットへ。砂地から頭をもたげた白いうなぎ、アナゴ?が顔を出している。ムーミンに出てくるにょろにょろが細長く、くねっとした感じの魚だ。
水中には水中にしかない景色がある。光が水面を透過して光の束となって水の中に振り注ぐ。重力はなく、地形も複雑だ。こんなところにどんな設計が考えられるだろうか。これまでに様々な建築家がそのイメージを示してきた。しかし、建築家よりも映画の中でのほうが水中都市のイメージを伝えているのではないか。一番思い出深いのはスターウォーズの中に出てくるグルガン族の水中都市。SFであるために現代の技術では実現不可能。しかし、自然とも共生した美しい都市だ。ガあの泡を模した建築は圧力にも強くデザインも理にもかなっているように思う。映画の中では泡は静電気によって固定されているので、泡を突き抜けて入ることすらこと可能だ。
現実世界にも海の中の建築を目指す動きがあるように思う。水族館にも最近高級レストランが併設されていることがある。例えばカラトラヴァ設計のバレンシア水族館もそうだった。海の中に沈めたレストランもあるし、アクリルドームの中から見る魚を見ながら食事するのは気分も盛り上がるだろう。

ダハブは建築ラッシュ。海への環境汚染が心配になる。
エジプトは観光立国である。古代遺跡などは観光局がきちんと整備しているように思うが、ダハブの管理体制はどうなっているのだろうか。日本では設計時に排水に関する負荷等や環境への配慮を全てクリアする必要だがエジプトはどうか。建築による環境負荷のみならず上下水はどうか。
ダハブの水道水は海を浄化して利用している。浄化装置が悪いのかひどく塩水だ。そんな水を使っていて水道管の腐食は進む。下水は水を浄化する草木もない。ダハブには一滴の水も降りそうに無い。こんな街で西洋の消費文化を行ってしまったら、あと何年ダハブが魅力あるビーチタウンでいられるだろうか。
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[2008/08/02 18:49] | 世界一周旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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