[080711]Stockholm
 グンナー・アスプルンドとシーグルド・レヴェレンツの森の葬祭場へ。永らく来てみたかった場所だ。お墓の配置計画、全体の起伏を生かしたランドスケープが素晴らしい。
敷地の広さ比べると作られている建築はごくわずかだ。しかし、ランドスケープと一体となり印象的な風景を作り上げる。芝生の上に建つ十字架とそれに導く動線、緑の丘との関係性。大地へ彫刻を施したかのようである。それはそこに在るのが当然であるかのような佇まいだ。これまで写真でも見ていない人でも、どこか見知ったような風景だと感じるのではないのだろうか。
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 日本では高密度であるがゆえに周辺環境が必ずしも良くない。周辺環境から難しい課題を与えられることが多い。これまで見てきた至高の建築は丁寧に周辺を取り込み、それを活かして生まれていた。しかし、日本では粗悪な周辺環境からどうやって閉じて(ないし、選択取り込みして)内部世界を作り上げるかを考えざるを得ない場合が多い。良い建築が良い周辺環境を伴うとすれば、いかに周辺環境をによって作り上げられるかが重要になる。良い建築を作るためには良い環境、良い街を。そして良い街にはよき建築が出来る。それが好循環になればと思う。単純思考過ぎるだろうか。

 今日は北へ南へ熱心に建築を見て回った。本日の最高の建築は森の葬祭場ではなく、シーグルド・レヴェレンツの聖マルコ教会。適度なボリュームと細やかな変化。天井部の変形ボールトは外部の水の処理を兼ねているところにも感心させられた。褐色のレンガは白樺との対比を生み出して実に美しい。各所に面白いディティールがある。至極の建築だった
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 卵を茹でた後はすぐに冷水につけるということを、どうやったら全世界の調理人に伝えれるだろう。
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コメント
数年前、僕もここにいきました。すごく広い。
お墓が魅力的だということは、街にとってとてもすばらしいことだと、そのときおもいました。
[2008/07/14 22:18] URL | arukan #- [ 編集 ]
>arukanさん
 そうですね。ここは本当にいい墓地です。
墓標のデザインも素晴らしい。とくにいいと思うのが、捧げる花が切花ではなく、花を墓標の横に植えるところが素晴らしい。土葬だったらその栄養分を吸ってきれいな花を咲かすのでしょうか。(笑)
[2008/07/16 07:25] URL | Hiroki #- [ 編集 ]
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