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[080709]Oslo

建築美術館では建築家Sverre Fehn(スヴェーレ フェーン)氏の展覧会が行われていた。正直彼をよく知らなかった。それだけに、その安らぎと荘厳さのある建築に驚かされた。ノルウェーは来るのが大変な分、日本ではあまり知られていないのだろう。彼は北欧の雄だ。彼の素晴らしい作品は僻地にある。今回は訪問する時間がない。
また、ノルウェーに来てフィヨルドを見ないで帰るなど信じられないとノルウェー人は言う。自分も信じられない。すっかり忘れていたが[世界で死ぬまでに行かなければならないリスト]に入っている「リーセフィヨルト」にも行かない。そこには600mの断崖絶壁と素晴らしい景観がある。いつか、またノルウェーには戻ってくることになるだろう。

北欧を旅するバックパッカーはまず間違いなく寝袋とテントを持ってきている。北欧、特にノルウェーですることといえばトレッキングやキャンプなどだ。宿代が高いこともあるだろう。だが、それが当然だと思う。ここには美しい森がある。
 ノルウェーは世界で最北に位置する国だ。ノルウェーに着いて驚いたのは森の美しさだ。フィヨルドの大地に凛と輝くその森は穢れのない、冒すべきではない雰囲気、いわば処女性を持っている。村上春樹の小説に「ノルウェーの森」がある。このタイトル自体はビートルズの曲名にちなんで付けられたものだ。しかし、実際の森を見ると『「僕」とサナトリウムに入った直子との隔絶された距離』と『ノルウェーの森の禁忌性』のイメージが重なってくる。

アーケルブリッケとストランデン地区の海辺再開発を見学。中心市街地と海岸を分断していた高速道路の埋設と合わせて開発された。
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高速道路などはどうしても未利用地であった川の上や海岸線沿いに作られることが多かった。これは何も日本だけのことではない。しかし、韓国をはじめ、ここでもウォーターフロントの見直しと共に高速道路の地下化、取りやめを各地で行っている。日本でも日本橋の論議が起こっている。正直、費用対効果を考えると今から埋設させる計画をするのかは疑問だ。その工事が完成する頃には日本の車交通状況がどうなっているか皆目検討がつかないからだ。車は空を飛んでるかもしれない。
こんなことを書くのも日本は工事期間が長すぎるからだ。現在建設中の環状線は道路の地下を使っている。しかし、日中上部の道路を利用できず、暗渠で計画しているために時間がかかる。いったん交通止めにして開渠として一気に工事をすれば時間も短縮、工事費も環境負荷も一気に減るだろう。それぐらいの突貫が出来なければ、高速道路埋設議論は意味のない結果になりそうだ。

オスロに新しく出来たオペラハウスを見学。海沿いに位置し、水と一体となった場所だ。船がオスロに着いたときには輝く箱となって見えることだろう。ただ立地が若干悪い。中心地の賑わいから少し離れ、高速道路に分断されている。都市計画が後手に回った感がある。
s-DSC_2084.jpg


それにしても世界中でオペラハウスの建設ラッシュとなっている気がする。カタールでも、ドバイでもとんでもないオペラハウスが計画進行中だ。そんなにオペラを見る人間はいるのだろうか。この場所はバレエなどにも使えるとはいえ、運営にちょっと疑問がある。
ヨーン・ウォッツォンのシドニーのオペラハウスは有名だ。あれは中身どうこうというより、シドニーのシンボル、いやオーストラリアのアイコンの一つになっている。アイコンという意味での建築は運営を凌駕する力を持つ。おそらくこのオペラハウスも町のシンボルのひとつになるだろう。実際、多くの人が訪れていた。

 ムンク美術館にて、「叫び」を見る。後期描かれた油絵の「叫び」は、直視しながら直立できない。空間を歪ませる力を持っていた。後期のタッチは人間の恐怖の部分を触り、それがゆえに強い印象を残す。夢にも出てきそうだ。

夜中12時でも完全な夜は来ない
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[2008/07/09 05:09] | 世界一周旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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