[080705 ]Roterdam
 今日で旅は6ヶ月目を迎える。旅程は半分を確実に過ぎた。飛行機に乗る回数、夜行に乗る回数が少なくなったせいなのかヨーロッパに入ってから時が経つのが早く感じる。それとも自分の感じ方が変わったのだろうか。

 ロッテルダムで働く友達に街を案内してもらいクンストハルや建築会館を見学。
OMA設計のクンストハルは歩行動線、車動線、展示空間の動線などが交錯する。動線を組み合わせるプログラムをさせたらOMAは実に面白い回答を出す。また、単に形態的な遊びにならず、形態を一つの建築言語として取り出せるほど純化させる。
デザイン決定に関して面白い話をした。クンストハルの検討時には模型は紙などの2次元的な素材を使っていたらしい。それに対してポルトのカサ デ ムジカ(Casa de musica)はブルーフォーム(青色の発泡ウレタン)を使っていたらしい。どちらの作品も見ていると納得してしまう。模型の材料によってデザインが決まってくるのだ。

ロッテルダムの高層建築はそれぞれ「何か」形態に変化をつけている。正直言って、その形態にしている理由がが全く理解できない。「普通ではない形にしなければ」という脅迫観念に捕らわれているのだろうか。
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それは形態遊びのように見え、街並みには統一感はない。ひどい街だ。ロッテルダムはドイツ軍に爆撃された唯一の街だ。建物の歴史がないとヨーロッパですらこんな街並みが出来てしまうのだろうか。ヨーロッパで不協和音の都市を見た。



 今日の終わりに美しい構成をもった建物を見た。名前は知らない。それは対岸の工場建築だった。増築を重ねながらも美しいコンポジションを保っていた。
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友達としばし見とれてしまった。それは形態遊びではなく、実を持った形態だ。そして丁寧な検討によって実現させているのが分かる。ロッテルダムに限らず、オランダには構成主義的な建築がいくつも残っている。この重量感や美しい比例の建築を持つ国からどうしたら軽い、遊びのようなデザインが生まれてしまうのか、理解しがたい。これには友達も同意してくれた。


もう一人、後輩もロッテルダムに来た。実にいい夜だった。オランダではのんびりと、しかし充実した日々を送らせてもらった。


カレーはどう作ってもカレーになる。
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