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[080701]Brussel → Luxembourg → Utrecht
予定していたBrugge行きが発車してしまった上、その次にルクセンブルグ行きの電車が来たので思わず飛び乗ってしまった。予定変更である。旅にはこういうこともあり、図らずもルクセンブルグがこの旅25カ国目、通算53カ国目となった。
 
 ルクセンブルグは人口たった47万人の小国である。神奈川県ほどの大きさの国の都市で、他国に囲まれている。言語もルクセンブルグ語が公用語となっている。(司法関係など含め、一般にフランス語が利用されている)
 こんな小さな国が存続できたのは、過去は地形による防御力のおかげであり、現代では証券取引所を無課税としているためにヨーロッパ金融の一大拠点となっているからだ。
都市部と郊外部では全くその雰囲気が異なる。周囲にはのどかだが美しい集落がある。どちらかというとルクセンブルグというと自然を楽しむ人のほうが多いだろう。都市部は金融のための街だ。ビジネスマンのためにホテルは多いが週末は格安となることからも分かる。

 ヨーロッパ金融の拠点のため街中には銀行が多い。アルキテクトニカのルクセンブルグ銀行や、ゴットフリート・ベームのドイツ銀行ルクセンブルグ支店など建築家による銀行建築もあちらこちらに存在している。特に街の東側の丘の上には金融マネーを投入したユーロ北地区(Quartier Europeen Nord)がある。ここには現代美術館やPhilhamonie Luxembourgなど文化施設をはじめ、さまざまな現代建築が集積する地区となっている。
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※崖の下に旧市街、高台に金融街が見える。

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※金融街の中にあるフィルハーモニーセンター


 もっと長くルクセンブルグにいて建築を見たかったが今日はユトレヒトまで行かねばならない。なぜならユーレイルフレキシーパスは利用日数制限がある。これが人を強制移動させる。

中欧に入ってから民族の問題を考えるようになった。ベルギーは北はオランダ圏、南はフランス圏だ。ブリュッセルは二つの言語が常に併記されている都市だった。つまり、ベルギーは二つの民族に別れ、対立も存在しているだろう。ルクセンブルグはどうだろうか。ルクセンブルグ人という単一国家だ。国は生き残るだろう。しかし、ルクセンブルグ語は100年後には教科書で学ぶ程度になるのではないだろうか。
 
 オランダに入ると心が躍る。一つ一つの建物のレベルが非常に高い。新しい建物でもしっかりと設計をしている。オランダは若手建築家にチャンスを与え、そして斬新なデザインを生み出していることで有名だ。その新しいデザインが他の設計者を刺激し、モダンな建物を作りださせるのだ。オランダは人口自体あまり多くない。人口密度も低く、土地が安いのでそんなに建物の容積にこだわらずに設計できることも素晴らしいデザインが出来る理由の一つだろう。
また、オランダの文化が世界をリードするのは様々な人種を受け入れ、若い人に自由を与えてきたことにある。新しい文化を生み出すのは常に若い人間だ。それも様々な人々が交わるところに育つ。オランダはその土壌になることを誇りとしているのではないだろうか。オランダではマリファナも風俗も合法だ。法的に監視しながら自由を与える方式を取ることで、エネルギッシュな街が作り上げられる。人が集まり、文化を生み出し、そして街に還元される。そういういいサイクルをオランダは生み出している。
 
 車窓からの風景は心が躍る。海抜より低い土地を持つオランダには川や湖が多くある。住宅地の間に池がある。家のそばに親水空間が作られている。(日本なら浸水空間になるやもしれない)実にいい。

 今日の夜はハイネケン。オランダの記念に。
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