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[080616]Ferrara → Venezia → Palmanova → Trieste
ヴェネチアではカルロ・スカルパのオリベッティギャラリーとビエンナーレ会場を見学。
ビエンナーレ会場は使われていない時期は廃墟のようであった。ただ今年の9月から2ヶ月開催されるようなので、また来ることになるだろう。ちなみにベネチアのビエンナーレは建築だけではなく、アートや音楽、ダンスなどの分野にも及んでいる。ちょうどこの時期は2週間コンテンポラリーダンスのビエンナーレが行われている。(非常に見たかったが日程合わず、かつ安宿も満杯。)
 
 
パルマノーヴァはルネサンス期に作られた要塞都市だ。計画的に作られた都市のため、実に特徴的な形態をもっている。星型の堀に囲まれ、同心円状に街がつくられている。
まず中心には直径120m程の6角形の広場がある。そこから6本の通りが外に向かって伸びている。そのうちの3つの通りが外部への門に通じている。中心は6角形だが、広場の裏手の道は9角形で、そこから外に伸びる道は合わせて18本となる。星型の堀の先端には9つの砲台が置かれていた。
 
s-100_5331.jpg
 
 
 この要塞都市はベネチア公国の支配下の時期、トルコからの侵略に備えて16世紀末に計画され作られた。完成までに100年近い年月がかかったそうだ。結局、この都市はオーストリアやナポレオンなど支配者が代わっていった。要塞としての機能を十二分に果たせたのかは分からない。
 
街を歩くと、いたるところから中心が見える。逆に中心に立つと町がすべて見渡せるような気がする。広場からは6つの通りの終着点まで見ることが出来る。半径500mほどの都市だ。

s-100_5334.jpg


計画都市のため、建物の平面はしっかり制御されている。円形(9角形)の道に合わせて建物の形が決まっており、角地は不整形の平面となる。道幅も広く2+9+2mの通りとなっている。ただ、建物の高さや色などは特に制御されていない。

パルマノーヴァは5300人程の町だ。当時の都市計画プランナーの理想(?)であっても、この土地には人は集まってこなかった。
立派な中心広場はあっても人はいない。広場にアクティビティはない。空虚な中心である。人のエネルギーと都市を制御する力が拮抗しなければいい街は出来ない。そもそも人のエネルギーが集まって街が作られる。ましてや街には立法政府や工場などの機能がないのに、街に活気があるわけがない。

・・・の中でルネサンスの理想都市の特徴として、
1、人間的なスケールがあること
2、城壁のようなもので、都市の領域、境界がはっきり示されること
3、中心に広場があって人々が集まれること
4、スケールと建築言語が統一されていること
5、都市の構造と形態が計画されていることが挙げられている。
近代の理想都市の時代のように交通が発達していなかったため、人間的なスケールがあるのは確かだ。チャンディガールやブラジリアを思い起こせばそういえるだろう。しかし、素っ気のない街だった。


一番頭にくるトイレは、アラブ式でもインド式でもない。便座のない洋式トイレだ。
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