[080610]Alberobello → Napori 

 ナポリにはゴミが溢れている。基本原因はナポリの公営のゴミ処理場が満杯になってしまったためだ。

s-100_5157.jpg


ゴミ処理業は麻薬に次ぐマフィアの収入源らしく、90年代以降それは顕著になった。そして、マフィアはイタリア北部からもゴミを運びこんでいる。ナポリ郊外に不法投棄を繰り返し、有毒ガスまで発生させているとのことだ。(そういえばのどが痛い。)
 通常の業者を押しのけ、潰し、ゴミ処理業務はマフィアのものになった。郊外へゴミ処理するにはもはやマフィアに頼むしかない状況である。市当局はこの廃棄物処理マフィアと断絶しようとしたためにゴミ収集がままならなくなってしまったらしい。まったくもってイタリアらしい。

先週も廃棄物処理業にかかわる犯罪集団の情報を警察に提供した男がマフィアに殺されたとのことだ。ニュースで見るよりは大分落ち着いていたが、駅前にもゴミが詰まれていた。

 イタリアには素晴らしい観光資源があり、世界中くる観光客によって苦労せず膨大な資金を得ている。まともに働けば何も苦労することがないと思うのだが、どこでお金を浪費しているのだろうか。さっぱり理解できない。


ポンペイ遺跡へ。学生時代の旅行では遺跡のくさっぱらで昼寝をするのが好きだった。遺跡が遺跡ではなく、人の生活の場として機能していた時代を思い浮かべる。そこに自分がいたらとどうだったかと流れた月日を感じる。空は昔も今も同じ空だ。空は丸く広い。草の匂いと柔らかな風を肌で感じるのが好きだった。

s-100_5158.jpg



現在では遺跡の修復時には新しい修復箇所が分かるように現代の素材(ガラス・金属など)を使用するのが主流だ。これは遺跡の部分と修復箇所が混同しないようにするためだ。
遺跡は単に修復すればよいというのではなく、時の流れを感じさせてくれるように修復しなくてはならない。その意味ではメキシコのティオティワカンは全く持ってひどい事例だった。見事に、完全に修復している。そこには時間の流れなど感じさせない新建造物が出来上がっている。確かに昔の姿と同じなのだろうが、旅行者が望むものとは違うだろう。遺跡の修復一つにとっても方針が重要だ。

ナポリの街中はひどい交通渋滞。建物は高く、道は狭い。スクーターや車が人の横をすり抜けていく。ひどい街だ。

 ただし、マルガリータは旨かった。
関連記事
[2008/06/10 07:56] | 世界一周旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<[080611]Napori & Capri | ホーム | [080609] Bali → Alberobello>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://hirokijourney.blog35.fc2.com/tb.php/191-30b93c3e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |