[080607] Dubrovnik → Kotor → Budva
 非常に非効率な判断ミスをした。ドブロブニクから午後4時発フェリーで夜中にバーリに着くよりも、モンテネグロないし、アルバニアから夜行フェリーで抜けた方が良いことがわかった。高級ホテルのロビーに行けばワイアレスが無料で使えることを昨夜に意識していなかったのが敗因。時間をロスした。

 思い立ってモンテネグロへ。国境を越えてコトルへ。たくさんの国を回れば言いというわけではないが、国が違うというのはそれなりの理由がある。それなりの理由があれば、それだけの発見がある。車窓からでもそれを見て取ることが出来る。

モンテネグロは国土の多くが海に面している。入りくねった湾があり、急傾斜の岩山が海岸まで迫っている。住宅は海岸線と岩山の間のわずかばかりの場所にしかつくることが出来ない。車窓からは非常に稀有な景観を見ることができる。あまりに湾が入り組んでいるため、湾岸都市は道路を利用するよりも船が主要交通となる。車6台ぐらいしか乗せられない小さな船にバスごと乗せて、湾を突っ切る。道路の先に船が待っていいて、ひっきりなしに船が湾を往復している。

 釣りをしている人々が見られる。湾には魚がいるのだ。ドブロヴニクではあまり見られなかった光景だ。あそこの海は魚が住むにはきれい過ぎるのだろう。モンテネグロの海は岩山から栄養分が落ちてくるのだろうか、多少海も濁っているところをみると、プランクトンも多いだろう。

 コトルの城はまさに理想的な城だ。眼前には入りくねった湾があり、急傾斜の岩山に沿って城壁が作られ、頂上に城が設けられている。とてもではないが甲冑をつけて攻め入るのは不可能だろうと思わせられる。


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※頂上より

 麓の街は世界遺産に認定されている。小さいが中世の面持ちのある街だ。石畳と石造りの建物が並ぶ。コトルの石畳は若干滑りそうで使用するのは怖いが情緒がある。
石畳はヨーロッパの街並みの特徴でもあり、その地盤があってはじめて中世の街並みも生きるのだと思う。石畳が絶対ならば、人間もそれに合わせるしかない。ベビーカーも通常のではなく、ごついタイヤをつけている。ベビーカーに限って言えば、日本も都市空間を全て平らにするよりも行政がタフなベビーカーを無料で貸し出した方がはるかに経済的だろう。

 ブドゥバはパーティタウンだ。ヨーロッパ人は白浜に憧れを強く抱いている。その白浜が600m続いている。夜になるとリゾートということが良く分かる。稀にみるパーティタウンだ。屋外ディスコが出来、大きな音を立て、店が用意した半裸のねぇちゃんがストリップさながら踊り狂う。実にモラルのないリゾートだ。これこそヨーロッパの若者の理想のリゾートだろう。
 正直、驚いた。モンテネグロは落ち着いた素朴な風景が広がっていると思ったらこのギャップだ。モンテネグロにおける対外資産といえば観光資源しかないのだろうか。モンテネグロという国の雰囲気から離れた街づくりがされているのは。
しかし、ハッピーな喧騒に触れるのも街の楽しみだ。

 あと一つモンテネグロは2006年に独立を果たした国だ。正式に加盟していないが、通貨は€を使用している。つまり2006年から突然€に切り替わったことになる。たった67万人の国で独自通貨を持つことは不可能とはいえ急転直下である。クロアチアが徐々に€へ切り替わるための準備をしているというのにだ。政治経済をもっと勉強すれば、より深いことが分かってくるのだろう。勉強せねば。
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[2008/06/07 18:36] | 世界一周旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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