[080530] Spisske Phodhradie → Kosice → Budapest
 午前中にスピシュ城を見学。何もない草原の坂道を上がっていく。周囲はユネスコの条約によって建物が建てられないようにして環境を担保しているのだろうか。それとも特に制限を掛けなくても、誰も近くに建物を作りたいとは思わないのかもしれない。

廃墟となった城内たって、この城砦が機能していた頃を思い浮かべる。実際のところはこの廃墟は周囲の環境と合わせて、外から眺めたときのほうが美しい。近くの高台に座ってゆっくり青い空と白い廃墟、緑の草原を眺めていた。

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 バスを乗り継いでコシツェへ。スロヴァキア共和国の第二の都市だ。時間がなかったので中心地しか見ることが出来なかった。町の形の特徴は十字状の道路中心のカテドラル、国立劇場の配置している。旧市街の周りには環状道路があり、旧市街を中心に徐々に街が拡張されている。メインストリートのフラグナー通り(幅員34m歩測)は周囲の建物の高さ(15m程度)に比べて広すぎる気もした。しかし、中心の水路や街路樹、舗装の区分け、なにより街路樹より内側に設置された仮設のカフェスペースによって空間が保たれていた。


 コシツェ中心地の国立劇場の前には音楽に合わせて動く噴水がある。

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この都市にはあまり観光客が来ないため大道芸人も少ない。つまり街中で演奏してくれる人がいない。そんな街にあっては、機械式ではあれ音楽と動的景観があるというのは街を活気付かせてくれる。私の地元の浦和(北浦和公園)にも音楽に合わせて動く噴水がある。公園の内部なので少し意味合いが違うがいいものだ。そう考える一方で都市における大道芸人の必要性を感じることが出来た。

ブタペストに到着。ブタベストに着くと人種が変わったことに気付く。スラヴ人はアジアに近い人種である。車窓からの風景で建物は変わらないのにこの違いこそ中欧の民族問題の表れなのだろう。

 これからしっかり見ていくだろうがブタペストの第一印象はプラハと比べて黒い色をしている。排気ガスのせいなのか、それとも民族的な感覚のせいなのだろうか。沈んだ色をもっている。ただ、非常に活力のある都市だ。アジア的な、もしくはトルコのようなエネルギーを町から感じた。いろいろな活力が混在している都市なのだろうと直感した。

 ブタペストといいヨーロッパは夜景がきれいだ。夜景の統一性は街灯の白熱灯の統一感によるものが大きい。街灯がなくとも建物に付属して照明を設置する。建物にワイヤーの端部を固定して道路の頭上に街灯を設置するなど日本では許されない仕組みでライトスケープが成り立っている。

 一方で疑問のが建物のライトアップだ。ここのライトアップは良いとしても全体の統一感を考えた場合は一つの建物が目立ってはいけない。しかし、その照明の強さの調整などは街の照明を監督する人間が必要に思う。実際にいくつかの街では行っているのだろう。しかし、美しい街なのに重要文化財よりホテルの方が目立っている場合もある。こんなことを当て嵌められるほど日本はライトスケープへの意識が高くない。しかし、ヨーロッパに来るとそんなことを考えることができる。
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[2008/05/30 06:28] | 世界一周旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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