スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] | スポンサー広告 | page top
[080502] Porto → Viana do Castelo → Santiago(Spain)

 Luisの学校でサンティアゴへの1泊2日建築ツアーがあるという。一人、お金は払ったが行けなくなった人間がいるらしい。バスの座席も泊まる所も空きがあるわけだから参加できるのではないかと彼が提案してくれたので、朝に彼と共に集合場所へ。ツアーの主催者も「大丈夫」の一言。お金も欠席者に払い戻すことが出来ないので無料でいいとのこと。ラテン人のこういう単純思考が好きだ。彼に夕飯時に奢ってあげれば皆ハッピーになれる。実に明快だ。

まずはViana do Casteloに立ち寄りAlvaro Sizaの新作の図書館[Biblioteca Municipal de Viana do Castelo]を見学する。彼の作品は実に立体的だ。内外の空間のボリューム作り方、自然光の取り入れ方など彼独自の空間性がある。昨日見たポルトの美術館でも内部にはダウンライトをほとんど使用していない。少量の間接光の他は自然光を利用して空間を作り上げていた。正直、作品を鑑賞するには若干暗い気がするが空間に在る緊張感、立体的な空間変化は素晴らしい。

s-DSC_6568.jpg



その後、バスは国境を越えてスペインへ。国境といってもユーロ諸国にはもはや国境という印象はない。ただ橋を渡るだけである。

国が変わると文化が違うのだろうか。ポルトガルでは住宅は白く塗られたものが多かったが、スペインに入ると色が濃いものが観られるようになる。これはポルトガルが白を基調色としているせいなのか、それとも南部から北部に上がったせいなのかは分からない。



 サンティアゴのPeter Eizenmanの新作 Cdade da Cultura de gaticiaへ。まだオープンしていない巨大文化複合施設であるが学生に特別に見学させてくれていた。デコンストラクティブのデザインで一時日本でも非常に有名だったが、最近は彼の名前はほとんど聞かなくなっていた。御茶ノ水にあった彼の作品も取り壊されたようだ。しかし、彼はとんでもない施設をサンティアゴに作っていた。

s-DSC_6695.jpg


彼のコンセプトは
①街を見下ろす丘の頂上に山の形状を作る。
②その山を手で鋤いて分割する。
③街並みのグリッドを平面上に記号として投影する。
 (グリッドはあるがプランとは関係なく、タイルの割りだけ変更)
s-DSC_6637.jpg


コンセプトは分かりやすく素晴らしい。完成時には間違いなくさまざまな建築雑誌の表紙を飾るだろう。しかし、内外との空間の利用、屋根の利用など出来なかったものかと思う。内部の空間はCADの中にいるようで張りぼての印象を受けてしまった。

s-DSC_6649.jpg


 加えて敷地は街中から離れた文化施設であり住民が来にくいところにある。イベントに参加する目的を持った人しか訪れることが出来ない場所だ。施設機能を分割してでも歩行圏内に配置できなかったものだろうか。そもそものコンペ要領を疑ってしまう。



 ランチ等でだらだらしていたせいで、本日の予定であったシザのキャンパスを見ることが出来なかった。明日見学するとのことだが、土曜日では内部は見ることは出来ないだろう。私を連れてきてくれた大らかさは有難いが、時間にあまりにルーズなところは納得できない。誰に聞いてもスケジュールを理解していない。その場その場で集合時間を決め、学生も教授も間違いなく遅れる。結局30分程度は遅れて出発する。建築を見に来ているはずなのに、学生はすっかり旅行気分である。スケッチをする学生も少ない。そんな様子を観ると日本人学生は真面目であったと思う。
関連記事
[2008/05/02 03:46] | 世界一周旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<< [080503] Santiago(Spain) → Porto | ホーム | [旅コラム]ポルトガル菓子>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://hirokijourney.blog35.fc2.com/tb.php/138-34d7025c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。