[080430] Coimbra → Porto
 コインブラは古くから大学の街として有名だ。5月になれば卒業シーズンとなり、リボン焼きなど学生によるイベントが行わる。その時、街は喧騒に包まれる。今はまだ嵐の前の静けさの中にある。

古い大学校舎をみて、その後現代建築探訪。この街に着くまでは全く情報はなかったが、学生やインフォメーションセンター、車窓からの発見によって幾つか見つけることが出来た。自分が持っているヨーロッパ建築マップは10年前に発刊されたもので古すぎる。新しい建築情報はうれしい悲鳴だ。昼過ぎにはこの街を出る予定でバスチケットを購入していたが、急に忙しくなってしまった。

Pollo ⅡのUniversityエリアには幾つか見事な建築があった。その中の一つがFaculdade de ciencias e Tecnorocia da universidade de coimbraである.地形と細長い敷地形状をうまく使って特徴ある建築プログラムを作っていた。その周辺の工科大のエリアにも参考になる建築を見かけた。

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ポルトガルの建築の特徴として現代建築らしさがないという点がある。新しい建物でも現代というより近代建築理論の延長線を頑なに守ったようなデザインが多い。代表的なのがアルヴァロ・シザ、その弟子のSOUTO DE MOURAの作品。ポルトガルの基調色である「白」、原産材料である石材のある風土がそれを強く支えたのだろう。


モンデゴ川(Rio Mondego)沿いにはハノーバー万博時のポルトガル館が移築されていた。ハノーバー万博もリサイクルを意識したパビリオンが多かったため、移築が可能だったのだろう。建物は鉄骨構造、コルクの外壁に、グラスファイバーを織り込んだ布による天井で構成されている。詳細は伏せるが構造等で参考になる点がいくつかあった。



コインブラでは近年のニューアーバニズム理論のせいか、ここ何年かで川沿いの整備が進んでいるようだ。ポルトガル館の移築も関係があるのだろう。ブリッジやバー、レストラン、カヤック置き場、公園など見事に整備されていて非常に気持ちがいい。私のビアーセンサーも川沿いで飲め!!気持ちいいぞ!旨いぞ!!としきりにシグナルを出していた。
(結局時間がないため飲めなかったが)

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写真はボート置き場。内部はガランドウだが、きちんと整備すればモニュメントになるという好事例。



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夕方ポルトへ移動。結局、Coimbraで会おうと思っていた友達とは会えずじまいだった。こんなこともある。

ポルトは実に素晴らしい街だ。他の人がどう思うかはともかく、自分とフィーリングが合う街というのが世の中にはあるのだろう。私は歩いて5分、一発でやられてしまった。何百と世界中の街を巡ってきたが、なかなかこんな素晴らしい街とは出会えない。旅路を急ぐために1泊の予定だったが2泊に決定。

素晴らしい街という理由の一つにポルトワインがある。 日本だとポートワインと呼ばれている。ポルトワインは1次発酵の途中でブランデーを加えて発酵を止める酒精強化ワインだ。造り方はシェリー酒と似ている。ただ、彼女がポートワインを頼んだからといって何かを意味するわけでは決してない。きっと彼女は「通」なだけだろう。甘い口当たりは食前酒にぴったりだ。このポルトワインの工場が美しい世界遺産の街並みの対岸に30以上並んでいる。なんと素晴らしいことか。 夕方、素晴らしい夕焼けと街を見ながらポルトワインをグラス一杯注文した。こういう一杯があるから旅は続けられるのだ。

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[2008/04/30 19:10] | 世界一周旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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