[080413]Torres del paine national park(third day)
 今日はフランセス谷を突き抜けるルート。どれだけ険しい状況なのか、出発前には検討がつかない。すでに天候が悪くなるオフシーズンに入っている。そのため、この時期にはトレッカーがほとんどいない。テントを張って泊まるトレッカーは僕らのパーティを除いて3,4グループだろうか。

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 1時間もすると谷は雪で一面覆われていた。靴を凍える雪に晒しながら歩いていく。風は強かったが今日も晴れている。なにも恐れることはない。

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 山頂は美しかった。この美しい景色の中でカップラーメンを食べる。山の中で食べるカップラーメンはなんと美味しいことか。食べている映像をビデオに撮ったらそのままCMに使えるぐらいの美しい光景の中で食べた。「山とラーメン」最高の組み合わせだ。フランス語で言えば「マリアージュ」といったところだろうか。

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 私が勝手に決めた感動の法則がある。感動=「対象×天候×体調」である。どんなに観る「対象」が良くても「天候」や自分の「体調」が良くなければ「感動」できない。
観る対象がそんなに有名なところでなくても、天候が奇跡的に素晴らしければ心を大きく揺さぶられる。
私の場合はペルーのチチカカ湖の近くにあるウマヨ湖だった。そこには近くに遺跡があるがあまり有名な場所ではない。ウマヨ湖はカルデラ湖で、湖の真ん中に平らな大地がある。私が訪れたときは曇っていたが、雲の切れ間から奇跡的に真ん中の台地に光が落ちていた。台地は切り取られた神への祭壇のようだった。僕は感動した。感動を通り越して僕は笑った。気が触れたように僕は笑った。人は感動しすぎると笑ってしまうことを僕は初めて知った。奇跡的な天候がなければ僕はこんなにも感動しなかっただろう。天候は感動に非常に重要な要素なのだ。 

 こんなに晴れるとは思ってもいなかった。今回のトレッキングにはスケッチブックを持ていかなかった。本当に後悔した。カメラではこの壮大なパノラマのごく一部分しか切り取るだけだ。スケッチブック、できれば朱印帳(通称パタパタスケッチ/屏風閉じになっていて横に長く描ける。)をもってくれば360°のパノラマを自分の中に入れることが出来たはずなのに。

 夜は満点の星空。ミルキーウェイが空に横たわる。あちらこちら衛星が動いていくのが見える。南十字星ももちろん輝いていた。空が光っていた。
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