石巻市にLRT?
石巻市が出した都市計画案のたたき台
(これは国とも県ともコンサルタントとも関係なく、市の職員独自でつくったものと予想できます)

 市の提案の中にはLRTの導入案も含まれている。LRT自体は悪くはないけれど、石巻市(特に中心市街地)にはふさわしいとは言えない。ただ、みんな試行錯誤で出しているので批判すべきではなく、そこからアイディアを発展させるたたき台なのでそれにアイディアを乗せたい。個人の車ではなく負担の少ないエネルギーというのは賛成だ。

とするならば下記のこういう案がいいのではないだろうか。


まず、同じ歩行者数でも交通手段によって道路の専有面積がこんなに変わる。
通行量の比較

(前ボスのリンクから拝借)
左からバス、自転車、車。ドイツの町中でも同じような写真が張ってある。

車が少なくなり→歩きやすくなり→商店街が活性化される。というのが街の理想だ。

*提案*
~石巻市には小規模モビリティの導入を~

 石巻中心市街地のように既存の道路が整備され、拡幅が難しいところでは小規模のバスMRTなどを導入して、中心市街地を中心に2、3kmの範囲で運行するのが有効でしょう。
 これらのモビリティは3~5年程度は低燃費バンなどで運行して、将来的には電気自動車などで対応する。運営もIT技術の活用などによってオンディマンドの乗り合いタクシーのような仕組みを作るとより効果的でしょう。

 石巻では既に商店街で購入すれば駐車料金が無料になるように中心市街地活性化のために提携している駐車場もある。これらのモビリティも商店街で購入すれば無料に乗車できるという仕組みでもよいかもしれない。とすれば、これらの仕組みを市民事業に位置づけることも可能です。

 交通事業を市民事業として行われている事例としては以前http://hirokijourney.blog35.fc2.com/blog-entry-495.htmlにも書いたがサンフランシスコにカープールレーンやヒッチハイクセンター「アローストップ」(フランス)などの事例があり、日本でも秋田等でも新たな交通の可能性があろう。

他には中心市街地の駐車場を集約するためのカーシェアリングシステム
(石巻市では一人当たり0.61台の車を所有している※H20年度版中心市街地活性化のための報告書より
だからこそ、中心市街地に非常に駐車場を多くしてしまっている。ここに人が入れば被災者の住宅が出来、中心市街地に人が入るから、商業も活性化され、そして歩きやすい道が出来る。高齢者の方にも便利な街となるはずと希望を持てる)

スペイン小型バス(細い路地でも楽々。立町通り(萬画ロード)を拡幅は難しいでしょうし)
s_セビリア細いバス
狭い道でも自由にいける。この形はスイスなどの山岳地の街でも使われていました。

電気自動車(エコロジーだし、低床なのでバリアフリー)
univ-trans-gotcha-full.jpeg
まずはゴルフ場にある奴でもよい。上海エキスポで使われているような20人乗りぐらいがそのうち一般的になるだろう。

安曇野市の乗り合いタクシー「あづみん」

新公共交通システム「あづみん」



等が考えられます。LRTを導入するならば駅も線路も作らなければならないし、その土地自体現在ありません。私の案なら全て技術的にも可能だしやろうと思えば明日にでも出来る。出来ないという理由はたくさん作れるけれども、頭で悩まず心で人を助けたいと思う気持ちがあれば実現できると思う。行政には難しくても、自発的な市民事業であれば必ず実現できると信じている。


どうでしょう?これもあくまでたたき台です。発展的批判は歓迎です。他の中心市街地活性化の案と複合して実現できればうれしい。




[2011/05/30 13:46] | 震災復興 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
マハトマガンジー「 七つの社会的罪」
 マイケルムーアの「Capitalism:A Love Story」(邦題『キャピタリズム~マネーは踊る~』を見る。資本主義は変わらざるを得ない。資本主義と民主主義は同一視されてくる風潮があったけれども、まったく違うものだと、ある部分では相反するものであると認識する必要があると思う。正義の観念からしておかしい。サルトルやジャック・アタリが言うように世界の在り方が変わって来るはずだ。一人一人の市井の人々の思いがSNS等を通じて社会的通念を変えることも、社会正義を貫くこともできるようになるだろう。今は話題にならないけれど、今津波で苦しんでいる人がいるのに、金融恐慌時3年前に何百兆もの富を奪っていった人々は今ものうのうと生きている。いくら努力したからと言っても貧富の差が激しすぎるのは自分たちの住まう土壌すら蝕んでいく。努力した分、結果に差がつくのはいい。2倍努力したなら5倍収入も許そう。しかし、何百倍はやっぱりおかしいと思うのは不思議だろう。

最近、話題になった

マハトマガンジーの墓石に書かれている「7つの社会的罪」を紹介したい

マハトマガンジーノコトバ
七つの社会的罪 (Seven Social Sins)
1.理念なき政治 Politics without Principles
2.労働なき富 Wealth without Work
3.良心なき快楽 Pleasure without Conscience
4.人格なき学識 Knowledge without Character
5.道徳なき商業 Commerce without Morality
6.人間性なき科学 Science without Humanity
7.献身なき信仰 Worship without Sacrifice

すばらしい信念だと思う。未だに僕らの世界はこれを達成できていない。


加えてもう一つ自分に向けて

伊坂幸太郎原作の映画「重力ピエロ」の中で、ガンジーの言葉の引用があった。

You should be the change that you want to see in the world.

あなたがこの世界に望む変化に、あなた自身がなりなさい。
[2011/05/25 11:47] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
管総理の新エネルギー推進とか言うニュースと街の景観の相関性
今、住宅設計で関わっている施主さんが太陽光発電を取り込みたいと話してくれているけれど、最近の新エネルギー議論を、中止されていた県の太陽電池設置時初期投資時の税制優遇も受けれるようになりそう。(国からは現在も4万円ぐらい補助が出ているけれども、増えるだろうし) 売電ももっと高値で売れるようになるかもしれない。現在でも2.5kwを超えると設置費用は150万円かかるが、1ヶ月の電気代が6000円で、売電で2万円ぐらいの収入がある。(太陽光をそのまま全部使えるわけではない)
 予想通り太陽電池への優遇が進めば、現在でも想定12年ぐらいと言われていたが、10年以内で設置費用が償却できるようになるだろう。新エネルギーという名目で不正に利益を得る人は多くなるだろうし、太陽光パネルをつくるのにエネルギーが必要なので、地球環境に貢献するかどうかは分からない。なにより売電を前提にすると電気の地産地消が出来てないし。この辺はなんとか別の人が頑張るとして、、、設計側としては、屋根の傾きを出来るだけ太陽に向けるようにしないと行けなくなる。1軒屋であれば太陽光パネルのための効率の良い設計を常に考えなくてはならなくなるのだ。

 うーん、今の設計している住宅は、室内の環境を考えると本当は南側の屋根を高くした片流れ屋根にしたかったのだが、太陽光の為には南側が低くしないと発電効率が下がってしまう。かといって陸屋根(平の屋根)だと水はけが心配だ。 

そういう市井の設計者の悩みによって、一つ一つの建物の形が決まっていく。ソーラーパネルを否定する訳ではないけれど日本の場合は税制の措置という本来空間とは関係のない理由で街の形って変わっていくんだろう。法律である斜線制限やら天空率と同じようと同じように。



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[2011/05/23 14:39] | 建築・都市コラム | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
地銀こそ被災者応援ファンドを立ち上げて
music securitiesという会社が、被災商店向けのファンドを運営している。
商店主が復興するためにファンドを立ち上げ、応援してくれる人に小口を数万円でお願いして、それを復興に役立てる。商店主はお金を受け取ったからには、応援してくれる人にいつか例えば『出資者においしい海鮮丼をたべてもらう』という約束となる。

 セキュリテ

で、しかし、このファンドを東京の1企業がやるのではなくて、被災地の地元が出来ないだろうか。もちろん、個人店主が自分で行うのは難しい。僕はそれまで地元の企業を二人三脚で支えてきた地銀こそがそのファンドの立ち上げを行ってくれることを期待したい。2009年の世界恐慌は金融の人間によって引き起こされ、世界で何百兆円もの被害をもたらし、その引き起こした張本人は多額のお金をさらって逃げてしまった。資本主義は次のステップに変わらねばならない。社会的に意味のあるお金を世界に流通させていかねばならない。

被災者へのファンドをつかった仮設店舗が気仙沼中心に増えてきた。僕らも見える形で自分のお金が復興に繋がればうれしい。各被災地の地銀はお金のことと地元のことなら一番しっていなきゃならないところ。日本各地の地銀の知恵を結集し、被災地の個人店舗企業の応援を。

いまこそ頑張れ地銀!


[2011/05/20 14:02] | 震災復興 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
表土をきれいに出来るのならば希望もある
日本の美しい国土が汚染していく中で僕らは何もできない?原発現場で必死に修復してくれている人達がいるなかでもどかしい思いをしている人も多かったと思うが、一般人でも実際にできうることがあるのだと分かった

それは汚染された土地の表土の処理をすること。

震災時一時的に爆発と併せて多くの放射性物質が拡散した。

武田邦彦教授の言葉を借りれば
福島原発は、これまで「60京ベクレル」というものすごい量の放射性物質を出していて、今はその1万分の1です。
仮に、福島原発で小さな核爆発が起きても、これまでに余りに多い放射性物質が出たので、それに比べるとたいした事はない(身近な放射線量が急に増えることはない)ということです。
奇妙なことですが、最初の一撃が大きかったので、すべて非常識に進んでいます。(以上、転載)

とある。

 現在も放射能が飛散しているが、空気中への飛散という意味では爆発当時より小康状態を保っている。つまり、現在表土にある放射性物質を処理すれば、今後30年の回復が格段に早くなるというということが紹介されている。

 http://takedanet.com/2011/05/1105122_9694.html
まずは、道路、公共施設、学校、重機が使える田畑や平地から始め、次に森林を伐採し、草を刈り取って原発の横に焼却場を作り、全て焼いて葉についている放射性物質をフィルターでトラップします.
まずは出来るところから手をつけるだけで、放射性物質は2分の1から3分の1に減るでしょう.(以上、転載)

清掃によって実際に放射性物質が減った調査結果も付けられている。
「当初15~17μSv/hrもあった畑でしたが、先日、枯れ草を退けると1~3μSv/hrまで下がりました。かなり骨の折れる作業でしたが、その甲斐があったようです。」
素晴らしい!! 県民賞!! これから30年の被曝を大幅に減らしています.
1マイクロぐらいまで減らせば、ヨウ素の半減期もあり、1年後には1年1ミリになる(普通と同じ土地)になる可能性が出てきました。(以上、転載)


そうか。今、風等で飛散するたった今すぐに表土を処理すれば土はなんとかなる可能性があるのか。

地下水や海への汚染はまだまだ拡大の一途だろうけれど、原発の場以外でも放射能をやっつけることが出来るのかと目の覚めさせてくれる貴重な情報だったので紹介させて頂きました。
[2011/05/17 01:34] | 震災復興 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
3.11後の世界
学生の頃から経済価値ではなく「環境」を尺度とし、どのようにすれば環境負荷がかからないかを考えて政策や自分の行動を決定すべきだと思っていた。3.11から徐々に現実になる。

では、どう変わるのか?

 単純に太陽電池や風力発電を使えばエコロジーなんて話ではない。都市空間の最も効率の良い使い方をすることが最も重要だろう。すぐに出来る都市交通について例を出したい。

例えば
 ドイツの一部の地区では3人以上乗っていれば有料道路が無料になるので、高速道路入り口に個人の乗用車にのせてもらうためにバス停のように人々が並んで順番を待っている。乗せる人も乗る人も料金が無料になり、行政は渋滞が緩和され、都市の内部の人も歩きやすく、当然自然環境への負荷も少ない。全てがWIN-WINの関係が成り立つ。
同じくサンフランシスコにカープールレーンやヒッチハイクセンター「アローストップ」(フランス)も同様の考え方だ。
 バヌアツの乗り合いバスやモロッコの乗り合いグランタクシー、パキスタンの乗り合いハイエースバスなんてのも同じようにエネルギー効率がよい。


まちづくりへの提案にすると下記のようになる(2011/3/23日作成)

提案:ITを使った相互扶助システムの構築
 例えば、町の人間は車で移動する場合、道路にたっている人を見かけたら一旦止めて乗せてあげるなんてこともあったと思います。今までなら顔見知りでなければならなかったし、行き先を聞かねばなりませんでした。しかし、今後はITがこれを助けてくれるはずです。自分が行きたいところのボタンをおして、町に発信していると、ちょうどそこに行きたいと思っている人、時間の空いている人がその人を助けて連れていってあげることができます。このように単純に発信、受け取りはツイッターなどで実現されています。助ける方にも負担が少なく、エネルギーロスも少なくなります。これによってバスなどの公共サービス料金も少なくすることができますから助けるほうにも十分メリットがあります。
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提案:緩やかな公共交通システム
  公共サービスを維持していくには多大なコストが掛かります。民間バスやタクシーも収支が合わなければなりません。そこで、町の拠点(スーパー、市役所、駅、公民館)等を集約し、そこから乗合タクシー(ハイエース程度の大型)を巡回させます。Aさんは◯◯まで、Bさんは◯◯までと好きなところでおりることができます。そして町の人は巡回タクシーを見つけたら呼び止めて乗る仕組みをつくります。コンパクトシティのためにハードとソフトと両面から考える。
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 上記のようなことは一部実験的には行われているけれど、日本でこれらを実現できない理由を端的に言えば法律の壁だ。法律は本来市民の生活を悪意から守るためにあるけれど、善意の動きも止めることがある。法律はもっと緩やかに考えるべきだと思う。日本は高度なシステムをつくって、そのシステムに疲弊させられている。村社会が壊れて顔が見えない人の中で犯罪が増えていると言われますが、現代においてはfacebookやtwitter等によって常に遠隔監視されている世の中になっていると言えるのではないだろうか。人権という問題はあるけれど住民基本台帳(住基ネット)の考え方が強まれば、犯罪は抑制されるだろう。嫌だけどSF映画のようにマイクロチップが腕に仕込まれる世の中になるのかもしれない。そのような監視があるのは窮屈ではあるけれど、その分、善意を最大限に活かす世界がつくれるのではないかと思っている。


早稲田大学の後藤教授は日本の目指すべき社会を【懐かしい未来】という表現を使っていたけれども、僕も賛成したい。過去にも現代にもなかった、ある意味桃源郷のような理想の未来。実現の有無は別にしろ理想の未来の中での住民は少なくても、善意の中で生きている。ジョンレノンのImaginと同じように。


「環境」の他にもう一つの価値判断があるとしたら「自分たちではなく次世代の子供達にどんな世界を生きてもらいたいか」だと僕は思う。

 僕らが考える未来は常に希望に満ちたものであってほしい。
[2011/05/16 13:58] | 震災復興 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
50万種類の復興
5/7~9に渡り陸前高田 気仙沼、志津川、牡鹿半島蛤浜、桃浦漁村、塩竈漁港、市街地、名取閖上、亘理町、山元町等を視察した。改めて強く感じたのは、同じように津波の被害を受けてもそれぞれの町では全く状況が異なるということ。流失市街地が町の何割だったのか、河川の有無、被害者の数や生業、後背地の状況等異なれば対策も異なる。400のまとまりがあれば400の復興手法があり、50万の避難者が入れば50万の生活再建手法が求められる。

 例えば陸前高田の後背地は山城があったり、なだらかな丘陵地があるため斜面を一部整地した宅地造成手法やガレキによる斜面地に沿った嵩あげ造成宅地も考えられるだろう。
s_陸前高田
陸前高田

しかし、これまでの居住地の後背地は急斜面であった場所や宅地造成によって禿げ山化するような場所では造成することがよいとは思えない。
s_桃浦
牡鹿半島 桃浦漁村

高台移転するよりも、自分が亡くなるまでの10、20年は大きな津波がないのだろうから同じ場所で住まわせてくれというおじいちゃんおばあちゃんもいるはず。単純に高台移転という手法を考えただけでも場所と被災者への再建の仕方は変わってくる。

 議論をする上においては津波被害地の後背地にどうこう計画するではなく、何何市のどこどこ地区に関してはと具体的に場所を特定しなければ今後議論にならないだろう。既に被害の類型化も議論としては、あまり意味をなさない。
 
 よく新聞のインタビューで「同じ場所に住まいたいですか?別の土地で再建したいですか?」などの質問がなされるが、僕ほとんど意味のない回答だと思う。そのまちと人のことを真剣に考えて、いくつかの有効な案を示した上で、初めて質問が出来るのだと思う。誰だって今までの生活を取り戻したいに決まっているし、危険なところには住みたくないのは当然だ。Yes,Noで答えられないし、提案がないのに選択するのは不可能だ。なのに、感情を殺すような選択を強いる質問にしか僕には思えない。

 おそらく、神戸の時と同じように被災者がまち再建に向けて動けるのは、心理的な条件からも早くても7月以降になるだろう。行政やまちづくりの専門家は各街各家庭各人のために全力で取り組んでいる。
[2011/05/16 13:35] | 震災復興 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
【宣伝】『あした会社がなくなってもいきていく12の知恵〈ストーリー〉』
 小生も1章分の記事になっています。仮題は「28歳のハローワーク」でした。本の内容は28歳時に転機を迎えた人々に焦点を当てたインタビュー。インタビュー対象者はおもしろい人ばかりですが、超有名人というよりもどちらかというと特殊解ではなく市井の人々に焦点を当てた本です。学生時代に一緒に遊んでいた人が校正の段階で他の章を担当してたのか~と驚かされる等、偶然も楽しみました。学生時代に憧れていた世界が、ある意味当たり前のステージとして周りに出来てきているんだな。なんても思います。面白い一日になるかと思いますので是非どうぞ~。(要予約)


*****下記、転送*****
『あした会社がなくなってもいきていく12の知恵〈ストーリー〉』

際しては、出版記念トークイベントを5月28日に行います。
どなたさまでもご来場頂けますので、よろしければお越しください。
(当日は、著者の大宮冬洋さんだけでなく、インタビューさせていただいた方々も来場し、
簡単なトークセッションをします)

以下詳細です。

「28歳のハローワーク」改め、
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵〈ストーリー〉』
出版記念トークイベント!!

@@@@@@@@
日時
2011年5月28日(土)
15:00~20:00
場所
+ING Attic (プラスイング・アティック)
http://www.plusingpress.com/map/Attic%20map2.html
東京都渋谷区猿楽町12-28 
東急東横線代官山駅より徒歩約10分
@@@@@@@
会費:3000円
(書籍とFoods & Drinks付き)
今回、出版記念トークイベントにあたり、発売直前の書籍を用意しました。
まだ、インクの香りも漂う書籍を、お一人につき1冊お配りいたします! 
なお、カップルや夫婦でご来場で、「書籍は一冊で充分!」というかたは、特別料金、2人で5000円です!
※お食事ならびにお飲物は数に限りがありますので、お早めにご来場ください。

またお料理は、
本書の中でもインタビューさせていただいた、mocomeshiさんが料理を振る舞います!!
美味しい料理とお飲物を肴に、大宮冬洋さんのトークやみなさま同士のご交流をお楽しみください!

モコメシ(小沢朋子)http://www.mocomeshi.org/
1981年生まれ。剣持デザイン事務所勤務を経て2010年に独立。「食べるシチュエーションをデザインする」をコンセプトにフードデザイナーとして活動を開始。ケータリング、パーティーのディレクション、スパイス料理教室、メニュー開発など、「食べる」にまつわるあらゆることを、料理とデザインの両面から手がける。展覧会やイベントのコンセプトを汲んだ、空間、ディスプレイ、フードのトータルディレクションが得意。


@@@@@@@
参加資格:どなたさまでもご来場いただけます。
5月18日までに、参加希望者さまのお名前と人数を明記のうえ、
endo(アットマーク)pal-pub.jp
までメールにてご予約ください!
※予約多数の場合、先着順とさせていただくこともありますので、予めご了承ください。

Copyright(c)遠藤由次郎
[2011/05/13 10:03] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
津波対応型住宅?
航空写真では無事に建物が残っているように見えても、1階は流失し使い物にならなくなっている住宅や施設が多い。(Google earthでは津波被害後の写真になっているので現地と見比べてほしい。)
s_津波で下部が流される
s_気仙沼市1階崩壊



 震災から2ヶ月。道路も何もなかった当時に比べて本当にきれいになった。1階が全て浸水し、ヘドロが40cmほどたまっていた住宅でも外部から見たら被災したのかどうかわからないほどだ。初めて被災地訪れた方は甚大な被害に驚くけれど、被害は自分の見た感想の5倍ぐらいでちょうどいいと思う。


s_泥のたまった家
泥のたまった商店。(4/1撮影)
 震災時2mぐらいの高さまで水が来た。最大は壁に残る水の跡のラインより、30~50cmは高い位置に水が来ている。というのも水位が一定になったのがそのぐらいだから。ヘドロが20cmぐらいたまったが、現在では見た目だけはきれいになっている。


都市計画側では土地利用の制限などで対応を考えるが、1階が流失ことに対して、建築側からはこんな提案が出てくるのではないか。漁村がこんな住宅ばかりでは、寂しいがこの状況をみると効果があったのだと言わざるを得ない。

s_津波対応型住宅
津波対応型住宅?


津波危険地域に住まうかどうか、そして、津波危険地域に「どう」住まうか。
あらゆる分野で検討されるはずだ。
[2011/05/12 11:48] | 震災復興 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
被災者自身が被災者にインタビューすることから復興まちづくりは始まる。
 壊滅した水産加工場で働いていた方、湾が回復してからも3年以上かかるカキの養殖に携わっていた方等にはどうしても行政による緊急雇用が必要となる。
 ボランティア団体運営や住宅建設、道路建設等の仕事に被災者を復興員として雇用しようとの動きはある。この動きはどんどん実現していってほしいが、復興まちづくりにとって被災者しか出来ない仕事があると僕には思う。



 それは被災者一人一人の意見や思いを聞き取るインタビューだ。



 現在、各都市計画コンサルタントにも調査に関するプロポーザルの提出が求められているし、現地のボランティア団体でもニーズ調査という形で進めている。閖上や山元町では旗による撤去や住み続けるなどの意思表示をしてもらっているところもある。
 今回、50万以上の方が被災され、それぞれに事情が異なる。未曾有の自体では専門家が事前にひな形をつくったアンケート調査では、検討の方向性を間違える可能性がある。この被災によっての経験は未来に繋いでいかねばならない。その当時の被災者の思いや記憶を未来に残していく必要がある。
閖上2



 ボランティアや学生、被災していない専門家は被災者の思いを全て受け止められるだろうか。長期に渡り多くの人員が必要だし、被災者は外部から来た人間に思いをぶつけてくれるだろうか。同じく被災した方が共感しながらインタビューすることで初めて心が見えてくるのではないだろうか。


 僕は被災者自身に復興員として聞き取り調査を行えるよう行政は雇用体制をつくらなければならないと思う。もちろん市の職員は都市計画課にいても、まちづくりの専門ではない。そこで30~40代のまちづくりの専門家を各市町村に最低任期を決めて派遣する必要があるだろう。地元の都市計画課の方は地元の説明だけで疲弊しきっているし、神戸からの応援も週に1度の経験話程度で期待はできない。


 このまちづくり専門家が被災者インタビュアーと協力し、思いを共有することで「今後のまちづくりをどうすればいいか」被災者自身が考えることが出来る。被災者の意識が勇気づけられて、変わってくると思う。



是非、各行政にはアンケート調査を被災者自身にしてもらえるように取りはからってほしい。

閖上

[2011/05/12 10:56] | 震災復興 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
僕らはただ遊んでいたわけではなくて。
 この震災後、一番に現地に駆けつけ応援した人たちは通常時では遊んでいたと思われる人が多いように思う。自分の多くの仲間も現地で飛び回っている。平日の今日でも、旅や飲みで知り合った遊びの人々が現地で活躍している。自分もいつものようにヒッチハイクで現地に行き、山でのように氷点下で寝泊まりしてボランティアし、旅で学んだ英語や中国語、スペイン語だって多少使える。パーティをしていたから人の切り盛りも多少できるし、遊んでいたように思われる自分の生活で培った技術は結構役に立つんだと震災後にわかった。

 音楽関係や飲食関係、美容師やカメラマン、通常時であれば人様に「こいつら一体何やっているんだ?。」まじめに働きもせず、スーツも着ないで遊んでいるように思われていた。しかし、いざ震災となれば自らキャンプの道具を手に、ライブで使用していた炊き出しキットを持って現地に駆けつけた。ボランティアをすることが本当に当たり前のものとして行動していた。

 震災というのは非常時だ。なかなか通常で機能する人々が非常時には機能しないのが常だ。通常時ではあまり役に立たなかった人が非常時では活躍することもある。

 生物の進化を考えると、種の中で全く同じ性能を持って生まれるのではなく、寒さに強かったり、早く動けたりと差異を付ける。植物だって花粉をめしべとおしべを使って種が単一化にしないようにプログラムされている。こうして急な寒波が襲ってきたときでも一部の植物が生き残り種の存続がなされる。

 そう考えると、通常時に役に立たなかった人々は単に怠けていたわけではなく、別の機能が用意されていたのではないか。こういう非常時に備えて遊んでなさいとプログラムされていたのではないかと思ったりするのは愚かな発想だろうか。

 蟻を100匹集めたら20匹しか働いていなくて、その働いている20匹を集めたら、やっぱり5匹ぐらいしか働かなくなると実験されている。しかし、100匹のうち80匹はただ単に遊んでいる訳ではなく、防衛や通信、子守りなどそれぞれの役割分担があることも研究されている。

 ドラえもんの世界でものび太は役立たずのように見えるけど、イザってときは活躍するのと同じだろう。それは違うよと思われるかもしれないが、漫画の世界のみならず現実でもそういう場面を僕らは見たことないだろうか。

 自衛隊もこの議題の土壌に乗る。常に理由如何問わず論議の対象になっていたが彼らがいなければ、今頃被害はもっと大きくなっていただろう。国としての余剰を持っていたからこそ対応できたと言える。


 僕らはただ遊んでいた訳ではなくて、人類が危機に陥った時のための保険として、「遊ぶ」という役割を与えられていたのではないだろうか。だからこそ、僕らは今後も胸を張って遊んでいいのだ(笑)

 非常時にはある意味「異端の人」が次の時代をつくっていく。これは歴史が証明していることだ。今回の震災でも まだ表に出てはいないけれども次世代を担う異端児が育ってきているはずだと信じている。
[2011/05/11 12:11] | 震災復興 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
石巻の中州、ハリストス正教会の建て直しを
石巻中心部、北上川の中にある中州には正教会としては日本最古の木造建物の石巻ハリストス正教会が津波の被害に遭いながらも奇跡的に建物の形が残った。この建物は明治13年に新田町(現千石町)に建築され、そこから昭和55年に移築されて来たものである。移転には当時総事業費で2,442万円の費用がかかったが、この費用であれば、海外の正キリスト教会ないし、建築関係団体の協力によって十分まかなえるものであると直感できる。
 是非、復興の光となる建物の早期再建を期待したい。

石巻ハリストス正教会
石巻ハリストス正教会

ハリストス正教会2
木造で、北上川の真ん中にある木造建築が残ったのは奇跡。

中州の写真
石巻中州写真
民間の建物は津波で流され、石ノ森萬画館とハリストス正教会が残った。


ハリストス正教会の記事(4/13)
s_石巻ハリストス正教会

ハリストス正教会の説明
s_RIMG0226.jpg







石ノ森萬画館も大きな津波に遭いつつも、1階が土産物屋であり2階が展示場という建築形態であったために所蔵品がほぼ無事に残った。この石ノ森萬画館は世界的に考えても非常に価値のある観光資源。この震災を機に多くの漫画家が石巻の復興に協力してくれるだろう。

地盤が70cm以上下がったこともあり、堤防などの再建のコストを考えると、実際に居住建物が安全に建てることは難しいかも知れない。しかし、いつの時代でも残るのは自然風景、地形だ。この中州が石巻の復興の核になることは間違いない。石ノ森萬画館と石巻ハリストス正教会と上流側の秋葉神社の補修、修復、再建。ガレキを利用したメモリアルパークの整備。津波復興ミュージアムを世界的なコンペを行って設計者をまちの人が選定し建設する。復興ミュージアムでは仮設から徐々に造り始め、巨大まち全体模型によってまちづくりの状況を常に把握でき、住民がそこで一緒に考えるスペースにもなるように要項に記す。建設後、外部から訪れた方には津波の被害を伝える記念館ともなる。

s_RIMG0236.jpg
秋葉神社の再建も必要だ。土台は残っている。



中州は権利関係も5、6で済む。この中州が復興の核になるのは間違いない。
石巻の止まってしまった時間を再び動かそう。

s_止まった時計

[2011/05/11 11:42] | 震災復興 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
東日本大震災の被災状況に対応した市街地復興パターン概略検討業務
復興会議が何を言い出すのか分からないから、国交省と県も大慌てをしているのだろうか。事業に出来ること出来ない事、既存の法制度では立ち行かない事は分かっていても現実に実行できる内容でなければならない。復興会議から何が飛び出すか危機恐々なので、民間にもいろいろと提案を出させるよう指示が飛んでいる模様。5/18日に締め切りで各自治体ごとでの復興パターン検討業務と調査業務のプロポーザル募集が始まっている。阪神大震災時と比べると大分募集の掛け方が公正で緊急的で具体的な内容が求められている。

http://chotatsu.mlit.go.jp/new_kensaku/KoboPrev.asp?no=9843
[2011/05/11 01:28] | 震災復興 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
仮設住宅の環境向上をお願いします。
プレハブ仮設住宅が急ピッチで建設されている。国から連絡がいき、プレハブ協会が計画し、公的な平地に精一杯数多くの建物が機械的に配置されています。仮設住宅が出来ていくのは被災者にとって喜ばしいことですが、阪神大震災の時、仮設住宅に残ったのは高齢者が多く取り残され、コミュニティの崩壊や多くの孤独死が生まれました。

 その経験をふまえ、場所や形態、コミュニティを保つ配置計画など多くの提言を都市計画側からは発信してきました。建築側からもプライバシーのある仮設ドームや地域の資材を使った仮設住宅、本設住宅となる地域住宅。様々な提案がありました既に出来つつあります。この写真の状態は本来最長2年を予定しているのですが、おそらく被災の規模、自力再建できない方や公営住宅の建設の時間を考えると3~5年はこのプレハブ住宅に被災者が住まい続けることになります。

s_RIMG0144.jpg
(可能な限り、密度を高く配置、南向きだが家の庭側は他の人の住宅へのアプローチがある。この景色に暖かみがあるだろうか?)


 3ヶ月なら大丈夫です。


しかし、この状態が長く続けばやはり阪神大震災時と同じ問題が発生します。しかし、出来てしまっているものは仕方在りません。避難生活をされているかたは早期に少しでも多くの仮設住宅を求めています。ですから、この状態から良くしていかねばならないと思います。

 
都市計画側からは全てを住宅とせずに一部診察所や接骨院などを入れる。コミュニティ単位の施設を外部に造る。もしくは自力再建できた方から移転し、場合によっては仮設住宅地内で引っ越してもらいつつ、減築を進めて広場を造っていくなどが提案出来ます。

一方で、ランドスケープアーキテクトによる外構の充実(例えば隣との柵や植栽や花、ベンチ等等)、私が思いつかないようなアーティストによるアートあれば生活はきっと豊かになるはずだし、環境色彩からは工業的な白いプレハブのままではなく、自分の環境、自分の家だと思えるような色彩計画を付加することも重要だと思います。

もちろんソフト面では心理カウンセラーや人を楽しませるイベンター、通常の民生員や福祉協議会による援助も必要。

 もう、仮設住宅は出来てしまいます。これは一カ所だけではなく東北中に同じようなプレハブ小屋が何万戸と出来ていきます。少しでも気持ちよく暮らせる環境にいろんな人に呼びかけていきたい。

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[2011/05/10 13:43] | 震災復興 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
来年は早生まれが多くなる。
4月に結婚指輪がバカ売れしていると聞いた。今回の震災で不安が広がって、女性の方からプロポーズして結婚を決めたカップルが多いのだという。CNNの記事より


そう考えると、震災後から十月十日、つまり来年1月21日以降生まれの子供が多くなるだろうという僕の予言は多分当たる。
[2011/05/10 01:49] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
高速道路料金が無料となる災害復興支援車両の申請(災害派遣等従事車両証明書)
宮城県や岩手県などの被災地行政からの要請を受けて、東京都23区役所の防災課では災害復興支援車両(災害派遣等従事車両)の申請手続きを行っています。区ではこの情報をHP等では記載していません。被災地へ支援に向かう方は是非この申請をしておいてください。高速料金が無料になります。
(判断難しいですが、個人ボランティアには適応されないのが前提であると思います。)

 申請にあたっては道路名/通行区間、使用日、団体名や車両番号、支援内容、役職、乗者名など使用日ごとに明確に書かねばなりません。手書きが煩雑かつ、申請人数も増えているので申請後から許可証発行まで時間がかかります。私は次の日に出発するために30分で受け取りが出来ましたが、おそらく今後申請が増えていくことが予想されるので、発行まで1日以上かかるようになると思います。


 私の予想ですが、この許可証発行は、あと1週間でパンクすることと思います。ブログで紹介するのはその加担にもなるかと思いますがあまり見られていないこと、またいずれパンクして別の方式に移行すると思いますので、私の仲間にはこの情報を役立ててほしいと思います。ちなみに別の方法というのは、一括禁止か東北道の無料化ないし、例えば払い戻しなどのより面倒な手続きになるかと。
 これを回避するにはウェブ上にフォーマットをDOCかPDFでアップしておいて、プリントして持ってきてもらうようにすれば担当の方は単純にハンコ押すだけで済むのに、、、、と思ってしまう。今は申請者が手書きした日時や区間、氏名をわざわざ担当がPCに打ち込んでプリントして、ハンコを押すなんて面倒なことをしています。(他のこともそうだが、情報処理が出来る方やwebデザイナーを行政は緊急雇用すべきだと思う。PCが使えないのならば、使える人を雇えば良い)
 




 言うまでもありませんが、被災地のことを思って、決して目的以外で使わないようにしてください。本当に支援する人にこそ届けたい情報です。

是非ご活用を!

下記
東日本高速道路株式会社から転載


 被災地の災害対策本部又は各地方自治体等の公的な機関の派遣要請に基づき災害救助に従事する車両(以下「災害救助に従事する車両」といいます。)については、次の方法に従って通行いただくことにより、通行料金無料の取扱いを行っています。


1.災害救助に従事する車両で各地方自治体等が証明した「災害派遣等従事車両証明書」(以下「証明書」といいます。)の交付を受けている車両…災害派遣等従事車両

※災害救助に従事する車両とは
 1)被災者の避難所または被災した県市町村の災害対策本部(物資集積所を含む)への救援物資輸送車両
 2)自治体が災害救援のため使用する車両
 3)福島県にあっては、放射線関係車両(医療を含む)
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[2011/05/06 11:01] | 日本 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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