上海日誌-56「音楽はエキスポで」
あまりに更新がないと広告が入ってしまうので、、、更新!

友達から連絡があり、エクスポで素晴らしいライブがあると聞き、仕事を早めに切り上げて夜8時からのライブへ。会社からは40分で会場着。
エクスポのエンターティメントホールでなんとアメリカ館の主宰でHarbie Hancock とDeeDee Brigewaterのライブ。
Harbie hancock は言わずと知れたJazz ピアニストの大御所マイルスデイビスのカルテットでも演奏していた。Dee
Deeも素晴らしい歌手で二人合わせてグラミー賞を19コも取っている。

そしてこのライブはエクスポ内の無料コンサート。夜チケットであれば90元で入れる。

ライブは最高!ハービーハンコックの暖かそうな手から奏でられるピアノに、声を楽器にするDee Dee,実に音楽を楽しむ事が出来た。
しかし、、、中国のコンサートホールは酷い。反射は悪いし、遮音は出来ていない。まぁ、このホールは臨時だとはいえ、もう少し頑張ってほしい。

あと気になるのは中国人のマナー、音楽をしっかり聞こうよ。写真やおしゃべりは辞めてさ。安いのはいいけれども、中国で音楽を聴くと若干不満が残るのはこのせい。


客は半分ほど200人ぐらいしか入っておらず、予約席やVIp席も座れる状態になっていた。(中国vip
席多過ぎ。)日本だったら1万以上する会場で、かつチケットが取れるかどうかわからないようなライブなのに、、、こんな素晴らしいライブに人が入らないのは広報が全く出来ていないから。
ライブの後にQQのジャーナリストやアメリカ館の副館長とも話したのだけれども、彼ら自身どこに広報していいのか分からない状態らしい。まだまだソフト面でも中国の手配は遅れているということだ。
これから世界中から素晴らしいアーティストが各国を代表して来るだろう、コレを見逃したくはない。なんとか情報源を確保したい。

ちなみに、
昼間さみしいキューバ館は何もないのだが、週末は最も賑わうパビリオンに変身する。仕事終わりの各国の職員が集まってダンスダンスダンス。
エクスポが大分身近になってきた。

だいぶ混んできたエキスポの各国館を見るのは大変だけれども、ライブを狙って行くのが上海在住のエキスポの行き方。
エキスポは市内のどこからもいけるし、エキスポの会場は広いけれど入る門を選べばすぐに行きたいところに行ける。

初めて行く人も、会場内ではまずはライブの情報をチェックするといいかもしれません。
[2010/05/31 00:07] | 上海日誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
上海日誌-55「上海エクスポ攻略法」
 エクスポ(万博)はクリスタル・パレス(水晶宮)が造られたロンドン万国博覧会(第1回、1851年)で始まった。しかし急速に世界が縮まる現代、未知の国を知るというエクスポの本来の意義も失った。今、世界各国にとってエキスポは開催も参加のメリットもほとんどないだろう。正直、開催後の用地をうまく利用しようにも公園か住宅転用用地の地ならしぐらいにかなっていない。今回、先進諸国とは違い世界にまだ完全に開かれていない中国で、参加192カ国という最大規模で行われるエキスポは万博の終焉、最後のエキスポと呼ばれるようになるかもしれない。  

 上海に来て1年。上海での仕事は全てエキスポに合わせて設計スケジュールが決まっていた。そのエキスポが始まったことは上海の設計者とって感慨深い。混んでいる休日をさけて早速、平日に行ってみた。


 まず人気の設計集団BIG設計のデンマーク館を見学。世界三大がっかりの一つの人魚姫も見る事が出来るので人気のアトラクション。このパビリオンは3Dの状態が最も美しい。曲線が施工不良で曲がっていたり、実物の強さが出てしまうと萎えてしまう。どの館もそうだが当然デンマーク館も施工は酷いレベル。ガラスはたわむし、シーリングは汚いし、しかもスプリンクラーも施工後に全て埋められている。しかし、写真をうまく撮って雑誌に載せれば彼らの評価があがるのだろうから不思議。 建物は白いし、あめへの対策を取っていないので後1ヶ月もすれば雨だれで汚くなるはずだ。

 ミラーレスのスペイン館の外壁は見事。内側の鉄骨にもう少し工夫が必要だろうけれども(もしくは無視したのかもしれない)、竹で編まれた外装は荒さを飛び越えて力強さに満ちる。圧倒的にいい。加えて他のパビリオンがランドスケープをおざなりにしているなか、スペイン館の舗装デザインもしっかり整えていた(施工は悪いけど)。ただし内部の展示の巨大赤ちゃんは意味不明。スペイン館のスタッフ衣装は着る人によってはパジャマに見える。

 展示で良かったのはカナダ館の展示。品のいい映像作品だと思ったらサーカスで有名なシルク ド ソレイユが全て監修。映像作品としてはトップレベル。

 予想外に良かったのは、チリ館。木の集成材を使って気持ちのいい空間を作っていた。以前、伊東豊雄さんが作った椅子のように積層された木をやすって、断面を見せた空間や映画「マイノリティレポート」で使われたような手でいろいろと操るPC画面が楽しい。

 建築のアイディアを見るのは楽しいが、特別な興味がなければエキスポの展示は 正直、、まぁ、そんなに面白いものじゃない。展示に飽きたら演劇を鑑賞するいい。少林寺拳法は初めて見たがあれはいい。重力を感じない。皆若いが大人になったらどうなってしまうのだろうか。人を惜しみなく投資した中国のショーは他を圧倒する。また、大劇院のショーは演劇員もショーの種類も盛りだくさんでまさに中国的。他にも舞台はあちこちの場所で時間を指定され開催されているので、入場したら早めのチェックが必要だ。



 混雑ぶりに関しては、平日だと思ったほど混まない。日本館は無駄に2時間ほど待たされたけれども他は特に問題なし。

 ちなみに日本館はトヨタとキャノンの企業館と言ってもいい。展示はほとんどないのだが、20分+20分のショーがある。その為に非常に込んでいる。ショーは朱鷺をテーマにしているのだが、中国との友好やら感謝やらが中心。能劇(の類い)も在るのだが、日本的というより中国的。正直、疑問符が付く演劇。展示内容ももっと紹介するモノがあるだろうし、訴えたいものもあるだろうと思うのだが何かを無駄に気を使ってしまった印象が拭えない。。。しかし、そんなのも含めて日本的と言うしかないのか。中国人スタッフが疲れた顔でぼーと立っている中、日本人スタッフは笑顔を絶やさず挨拶、挨拶。日本を代表しているという感じすら受ける。日本が素晴らしいのは庶民レベルまできちんとサービス精神が行き届いている事。列を並ばず押し合いへし合いする状況と見比べると、、日本人の特徴は自然と浮かび上がる。
 ここは中国なので人を押しのけての割り込みなどは当然で、スクリーンアウトをしていなければ抜かれていくのは当然だ。柵を乗り越えて割り込みする人々に対してはさすがに中国の人々もあきれ顔だったりしている。当然、中国の人々にマナーがない訳じゃない。マナーの守れない人は日本にもいるし、全員がそうであるわけではない。また彼らにとってのマナーの種類が違うだけ。中国は国際ルールのマナーを学び始めているところだ。大分良くなって来ている。


 見学のアドバイスとしては1、とりあえず休日はさける。2、飲み物は取り上げられるので持っていかない事。3、入ったらとりあえず予約券を先に取る。4、演技場の鑑賞チケットが必要なところは早めに行って時間を指定して予約すること。5、会場のバスをバシバシ利用する事。
 6、食事はどこでも出来るし、LAWSONなどもあるのだけれども、お客さんを連れてまともな食事(レストランで中国各地料理)がしたければ企業館の近くにJude gardenなどのお店がある。各国パビリオンのレストランは高い。7、夏は熱いからしんどいと思う。5月中のがいいと思う

とりあえずエキスポ仮報告。

写真の添付は中国の事情で難しいのでご勘弁。
[2010/05/08 14:42] | 上海日誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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