上海日誌-26「一年前のこの日、僕は確かにここにいた。」
 去年の9ヶ月半どこにいて、何をしていたのかはっきり思い出せる。
去年の今日。僕はイスラエル、西岸地区にいた。上海がいつもの日常になってきたのだが、世界は常に動いているという事を認識して生活していかなければならないのだな、と思い出した。
 
 

http://hirokijourney.blog35.fc2.com/blog-entry-270.html
是非、読んで欲しい。
 
村上春樹のイスラエルでの講演
http://www.47news.jp/47topics/e/93925.php
彼の新作1Q84を読むと、これまで村上春樹が築き上げてきたもの、主題、その上になにか新しい主題が強く打ち出されていた。それは彼のスタンスの変化によるものなのかも知れない。それは彼がイスラエルでの講演で見せたような態度と同じものだ。「世界の壁に対して、卵の立場に常に立つ」という決意のようなもの。

彼自身が小説家として世界に対してアクションを起こしている。1Q84は読むべき本であるし、1Q84を読む前に、イスラエルでの講演全文を読んでおくと 2人の主人公「天吾」と「青豆」の子供時代をどうしてあのように描いたのか、村上氏自身のアクションから小説を理解できるような気がする。
[2009/08/22 01:14] | 上海日誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
上海日誌-25「一時帰国に思う」
 それにしても日本は最高だ。
 帰国して花火、海、うまい飯にうまい酒。友達との集まりに、阿波踊り。全て百点。電車に乗ればきちんと並ぶし、エレベーターだって「開く」を押して先に降ろしてくれる。建築もそしてサービスも一流。中国ローソンのおばちゃんにお金を放り投げられている日常に対して日本ローソンの店員が両手を添えておつりを返してくれるときなどは「じ~ん」と感動してしまう。

 世界を旅していると日本の固さを思い出し、会社を辞めて日本を飛び出た全ての旅人も日本はもっと柔軟になるべきだと考えてしまうものだが、中国から帰国するとやっぱり日本っていいなと思ってしまう。
 日本で仕事をするときの度を過ぎた検討の手続きや煩雑さを思い出すとやり過ぎだと思う一方、中国のいい加減さもどうかと思う。日本は欧米と対比をしてきたが、実は日本の対極は中国なのかもしれない。
とすれば、世界の目指すべきスタンダードは日本と中国の真ん中にある。そう考えれば私の今の環境は日々いいヒントを与えてくれる。

 日常の中に次の世界を知るヒントがあると思えば、いつもの町歩きも仕
事での困難も楽しく思える(かも知れない)。

 P.S.阿波踊りは最高だ。古くからある世界に伝わる踊りは反復されたリズムと太鼓によるもの。これは精神をトリップさせるには十分な刺激なのだ。
[2009/08/19 00:00] | 上海日誌 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
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