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[080229]Chicago
 今までの旅行が自然謳歌編ならば、ここからは建築賛歌編だ。文章も専門的になります。

まずはミレニアムパークへ。フランク・O・ゲーリーの屋外音楽ホールなどを彫刻と共に鑑賞。空想的なデザインであるが、実際にはコンピューターに依存したデザインだ。これを形にし、かつ音響計算をしてした音響設計者に頭が下がる。屋外ホールなので広く、空にはドーム状のビームにスピーカ-が吊り下げられている。このビームが空間に一体感をつくりだしている。ただ、もう少し起伏を作り出し、それを利用することが出来なかっただろうか、なぜしなかったのか気になるところである。

 Institute of Art, とContemporary Art museumを見学後、Mies Van der rohe のレイクショアドライブを見学。
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写真はI型鋼のディティール


鉄とガラスの近代的なビルの幕開けとなる記念碑的な建物であるが、まだデザインが成熟されていなかったシーグラムビルとはまるで違う印象だ。シーグラムビルもレイクショアドライブと構成としては同じだが、I型鋼の塗装も特注であり、フィリップジョンソンの内装、および監理が行き届いており、現在も非常に丁寧な補修がされているという。部材を減らせばよいというのではなく、減らした分だけ、一つ一つの部材自体のだろうか、これではMiesの格言である「Less is More」が「Less is Bore」 になってしまっていた。ニューヨークのにクウォリティが求められるということだろう。期待していただけにがっかりしてしまった。遠くに見えるHarbar point towerの方が美しく黒く輝いていた。

 Marina Cityを見学。簡潔なコンセプトである。下階は駐車場、上階は住居。そして最下階はヨットハーバーになっている。地元では「Corn」と呼ばれているそうだ。
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ダウンタウンにもRiver Cityがあり、そちらの造詣も興味深い。


シアーズタワーに登ると平らな大地に都市が広がっていくのが見て取れる。グリッド状の道路に区切られてつつ、3層~5層ほどの住居がどこまでもどこまでも、地平線まで続いている。夜になると車の光が線となって光の網を作る。上空から見ても電飾掲示板など一つもなく、オレンジ色の暖かい街が眼下に広がる。寒いシカゴでも暖色の光を見ると、温かさとやさしさを感じてしまう。
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夜はLouis arm strong も演奏したというGreen millでJazzを聞いて、就寝。
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[2008/02/29 10:46] |  -USA | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[080228]Bunff→Calgary→Chicago
 シカゴへ。ほぼ一日を移動に費やす。シカゴに来れば大分暖かくなると思っていたが、Windy Cityと呼ばれるだけあって風は強く、そして雪が降っていた。そういえば、まだ、冬の終わりに近づいているといえどまだ冬だ。寒いはずだ。

 宿を探した後、ブルースを聴きに。体が自然に動くような楽しい、子供の遊びの感覚の延長にある音楽だ。前のほうの席に座っていたので、ステージで踊らされた。Travel with music本当に土地にはそれぞれに根付いた音楽がある。建築と同じだ。その土地、その歴史の中でしか生まれ得なかった音楽がある。いい時間をすごせた。CDも買ってしまったが、いい土産だろう。
[2008/02/28 10:52] |  -USA | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[コラム]よく聞かれること
 koujinsyaのパソコンをカフェなどで開いていると、この小ささについて驚かれた後、よくどこで買ったのか、性能はどれだけか、いくらなのか、とよく聞かれる。遅くてイライラするところもあるが、こう聞かれると悪い気はしないものだ。だんだんとかわいく思えてきた。
 「ラップトップ」ではなく「コージンシャ」と呼んであげたい。
[2008/02/27 15:35] | 旅コラム | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[Skeches]リクエストにお答えしてスケッチ集
ニュージーランドのトンガリロクロッシング
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広大な大地。クレーターの縁で描く。


レッドクレーター
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本当に赤い。思わずスケッチをせずにいられなかった。いかにインパクトの時に灼熱であったかを考えさせられた。
 

バヌアツ、ジョンフラム村のおじさんたち。
s-jonhfram.jpg


アメリカの海軍のコスチュームを身にまとっている。この時は一日中同じような曲、同じような踊りを次々と披露していた。実に暇でした。


バヌアツ、シャンパンビーチ。
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美しいビーチだった。シャンパンビーチという名前は、波が引くときにシャンパンのように輝くから。スケッチの中の人はここまで連れてきてくれたフランス人。パリで泊めてもらう予定。

ハワイ、フラダンス。
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踊りの振り付けはそれぞれ意味を持っていて、何かを語りかけてくるのが心で分かる。ゆったりとした時間だった。


イエローナイフ、オーロラ。
s-aurorasketch.jpg


寒すぎてさすがに現地では書けないので機上で描いた。-20度でスケッチをしたものもあるが、寒くて30秒で書き上げた。


現在ほぼスケッチブック2冊描き上げました。ペースとしてはいつもの半分くらいでしょうか。
[2008/02/27 15:28] | sketches | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[080227]Bunff
 Sulphur mountainへ。山頂でスケッチをしていたら水筆とパレットがみるみる凍っていった。バンフは4度とは言えど、イエローナイフより26度も気温が高いので、暖かいと思ってうっかりしていた。感覚がどうもおかしくなっている。s-fromsulphur.jpg



バンフのシンボルcascade mountain
s-casade.jpg



温泉からの美しい眺め。Rundle mountain
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バンフは温泉地リゾートとして世界に先駆けて1888年に建設された。

s-springhotel.jpg



スケッチを写真に撮ったものはどうも黒ずんでしまっている。今後、調整をしていきます。



[2008/02/27 15:25] |  -カナダ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
[宣伝]CITY Lodge Bed and Breakfast
イエローナイフにはユースホステルやバックパッカーがありません。よって、個人旅行者はどうしてもホテル代が高くついてしまいます。そんなときはCITY Lodge Bed and Breakfast!日本人のMIKIさんとカナダ人の旦那さんが暖かく迎えてくれます。

家を改装したB&Bなので、Mikiさんも使う家庭のキッチンを利用することができます。パンやジュース、ミルクなどもフリーでいつでも食べられますし、近くのスーパーで食料を買えば、Mikiさんの数々のスパイスを少々拝借してそれなりの食事を作ることができます。インターネットも無料で使え、テレビ、DVDも見れます。非常に居心地のよいB&Bでした。皆様もイエローナイフに行かれるときは是非ご利用ください。料金は一部屋70ドル~ですが、他の宿より格安です。お勧めします。

P.s.ここにいたら、新聞の取材を受け、大々的に写真とコメント付きで掲載された。新聞をゲットできなかったのは惜しい。
[2008/02/27 15:25] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[BEER]カナダのビール事情
市販されているビールの基本はアメリカのビールと同じく、バドワイザーのようなライトで薄味なビールが多い。もちろん、それだけでなく多種多様なビールが揃う。先進国であれば当然かもしれない。

 ただ、レストランライセンス、バーライセンスのうるさい国で、たとえばライセンスなしのレストランではビールを飲むことは出来ないし、ライセンスがあっても食事と共に提供しなければならない。ビールだけを飲むにはバーに行かねばならないため、一方でバーではきちんとしたbrewing barが多い。当然、屋外でビールをおおっぴらに飲むことは禁止されている。

s-yukonbeer.jpgs-kokanee.jpg
 
[2008/02/27 08:36] | beer | トラックバック(0) | コメント(3) | page top
[情報求む]理想都市
たまたまスーパーでnational geographicを読んでいたら、where is here?のコーナーーーでイスラエルのnahalalの写真が映っていた。円形にゾーニングされた町で周囲には田畑が広がっている。こんな都市を訪ね歩いてみたい。
 いくつかピックアップしていたが行けるところが少ない。何か理想都市の情報があれば教えてください。
[2008/02/27 03:30] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[コラム]タバコ禁止令
 日本を出るとタバコの煙に悩まされることがなくなるので助かる。海外ではレストランを含めた公共の場でタバコを吸うことが禁止されているため、嫌煙派にとってはおいしく食事も楽しめる。
 
 これがヨーロッパになると、タバコの料金が著しく高くなるので一層タバコを吸う人は少なくなる。その代わり、町を歩くとタバコを一本くれ、くれ、という若者がたびたび声を掛けてくるようになるので面倒だ。

 アメリカ、カナダぐらいの禁煙ルールがちょうど良いのだろう。
[2008/02/27 03:28] | 旅コラム | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[080226]Yellowknife→Calgary→Bunff
 朝起きたら昨日外に置きっぱなしにしていたバナナが完全に凍っていた。これなら十分釘が打てる。ただ、打ってみるとバナナの方にも損傷が。繊維が切れているため、打ったところから破片が飛び散る。これでは長期の使用に耐えられない。現地の人はちゃんとハンマーを使うのは、何度も使える冷凍バナナという感覚なのだろう。

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こちらの地方では、車のナンバープレートは全て白くまだ。日本もこれぐらいの地方色があってもいいと思う。



旅行中、カナダ人にはBunffに行くように言われ、YellowknifeでもBunffで働いていた人と一緒であったこともあり、Bunffに行くことに。ドミトリーでドイツ人とたらふくビールを飲んで就寝。彼曰く、ドイツ人の血はビールで出来ているらしい。
[2008/02/26 08:39] |  -カナダ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[080225]Yellowknife
  ついに晴天。けれども外は-22℃。-30℃ではないのでまだ暖かい方らしい、現地の人曰く「バナナで人は殺せない寒さ」という慣用句があるとか無いとか。シャボン玉を凍らせる実験をしてみたが、がんばっても球体で凍ることは無かった。-40℃とは別次元なのだろう。

s-shabonice_20080226193454.jpg


犬ぞりとスノーモービルのツアーをブッキング。200頭もいる中から元気な犬達が選ばれて来る。ハスキー種で大きさは柴犬よりちょっと大きいくらいである割には足が太く、犬ぞり用に進化している。そりを引くのは全員メスと聞いた。オスがいると怠けてしまうのかもしれない。
s-inuzori3.jpg
雪原に出ると6頭編成の犬達が元気よく大人2人が乗ったソリを引っ張っていく。予想以上のスピードで、急カーブでは、一度飛ばされてしまったほどだ。雪原は広く美しい。しかし、5分も経つと風が恐ろしく冷たく、犬ぞりを操縦しているときなどは、手が痛くてそれ以外のことが考えられなくなるほどだ。天気に見えても-20℃以下の世界は、予想を超えている。

s-inuzori2.jpg



スノーモービルもどうせならスピードを最高速まで出して見たいと思ったが、加速が恐ろしく早い。雪上ではカーブをするのもハンドルが重いため、端からみるより難しい。

空は常に青いが、イエローナイフの雪上も青い。緯度が高いせいなのだろう。可視光線の中でも紫外線に近い色が雪上を染める。


ツアーに参加している人はほぼ日本人。というより、イエローナイフに観光で来ているのは日本人だけではないかと思うほどだ。というのも、イエローナイフはダイヤモンドや金銀が取れたため、州都となり、2万人もいる町だ。オーロラはイエローナイフでなくても、同じ緯度で平原地帯であれば同じように見えるので、カナダ人はわざわざ都市部に来ないで他の白熊が見られる町などに行くようだ。昼ごろに地元記者の取材を受け、「なぜアラスカや他の地域を選ばずにイエローナイフに来たのか」と聞かれたが、きっとカナダ人にとってはオーロラなど日常の現象であり、オーロラの為だったらイエローナイフに行くことはないのだろう。日本で提供される観光情報、街で見かける写真は観光に携わる人間が意図的に流している情報だ。ボリビアのウユニや、行った事はないがパキスタンのフンザなどは素晴らしいところだが、行きにくいので観光業は写真をみせない。こうやって観光は情報操作の上に成り立っているのだと思う。



 2日間ほどオーロラが見られず、延泊も考えたが、今日は晴れているので思い切ってオーロラビレッジのツアーに参加することにした。実は曇っていて見ることを諦めていた昨夜でさえ、観賞ツアーに参加した人間は素晴らしいオーロラを見ることが出来たようで、一日のうちたった5分ほど現れたオーロラを自分一人で見つけることは不可能と判断したからだ。もちろん、ビレッジに行ったからといって見られない可能性も大いにあるのでなんともいえないが、チャンスは大きい。

 ビレッジに行ってみると町の明かりが無くなり、深い闇の中にインディアンの移動式住居であるティーピーだけが光っている。遠くにある町の方向が明るく光っている。あの明中でオーロラを見るのと、ここでは見え方も違うだろう。

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街では曇りきっていたのが嘘のように晴れていた。到着時にうっすらと見えていたオーロラも次第に光を増し、光の筋がはっきりと見えてくる。天を翔る竜のようだ。星の下、雲の彼方上、空の真ん中に釣り下がる白いカーテン。時には風に揺られるようにゆらりと形を変化させていく。オーロラの動きが盛んになるブレイクアップとまでは見られなかったが、それでもレベル5まである中のレベル3までは見えていた。
氷の湖の上に椅子をおいて、体中が冷え切るまで空を眺め、テーピーに戻っては温まり、そしてまた満天の星空とオーロラを観賞した。
>s-DSC_3981.jpg


写真では感度が良いため、色がついて見えるが、肉眼ではほぼ白にしか見えなかった。肉眼で見えるほど色がはっきりと付くのは、めったに無いことのようである。

最終日、オーロラを見られずに帰ることになるかと思っていたが、やはり、旅には幸運がついているようだ。

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[2008/02/25 19:29] |  -カナダ | トラックバック(0) | コメント(6) | page top
[コラム]チップ制度とコイン
 アメリカ、カナダと来てチップ制度が少々つらい。ちょっと外で食べたとき、10ドルをちょっと超える程度のものを頼むと、税金やらなにやら、で13ドル近くになり、紙幣のお釣りをチップとして渡すとなると15ドルまでいってしまう。
 
 そもそも、この面倒なチップ制度がなぜ始まったかはウィキペディアか何かに任せたいが、なぜこんなにも根付いたかについて仮説がある。

 アメリカ人は計算が出来ない。買い物をするときは紙幣を出し、お釣りをコインでもらう。彼らは小銭を細かく計算して出すことが出来ないからだ。いつでもポケットにジャラジャラコインが溜まる。これを回避、ないし消費するためにチップを渡す制度が根付いたのだ。街頭パフォーマーやホームレスが多いのも同じ理由だ。カードが根付いたのはコインを受け取らなくてすむ為だ。計算できずに受け取ってしまい、溜まったコインを消費するためだ。きっと、そうに違いない。

私は小額コインをあまり持ちたくないため、小銭をレジで出そうとするが紙幣から渡すと、店員は待てない。

とはいえ、コインを持っていないと、バスに乗るときに正確な金額のコインを出さねばならないので困る。その分はいつも確保しなくてはならない。多くなく、少なくなく、コインの所持量の調整に手間がかかる。

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[2008/02/25 13:22] | 旅コラム | トラックバック(0) | コメント(5) | page top
[080224]Yellowknife
 夜中の3時ごろから空が晴れてきたので、外へ。ちょうどオーロラビレッジで観賞して戻ってきた人から聞くには、肉眼では見えないがフォトグラファーのカメラの中には何とか捉えられたらしい。私の目にはオーロラは映らない。朝まで起きていたが見ることは出来なかった。夜空にこんなにも思いを馳せたのはいつ以来だろうか。

 昼からミュージアムや湖へ。日曜であるため湖ではアイスホッケーやスノーモービル、パラスキー(風を受けて、陸上疾走するスキー)などを楽しむ人が見えた。
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湖は完全に凍っていて、冬は都市間の重要な交通路としても機能する。
都市間バスですら、湖やカナダ最大級の川の上を通っていく。道の概念が大らかな、極寒地ならではの光景だ。
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 もう一つ考えさせられるのが、Floating House。水上に浮かぶコテージだ。
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冬場の今は地面に建っているように見えるが、夏場には湖に浮いている。今広大に広がっている土地は夏場に存在しないのだ。今、車で玄関前まで来ることが出来ているが、夏場は船でアクセスするしかない。土地とは何だろうと考えされられる。

中には動力を持った船のような住宅もあり、住宅のあり方の多様性を改めて感じさせられた。
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また、フェスティバル用ではあるが、氷の湖の上に雪の住宅が建っていた。窓は氷で出来ている。icehouse.jpg



どうも、オーロラが見られそうにない。延泊するか検討中だが、2,3日伸ばしたからといって状況が良くなるかわからず、かといって、これよりバスで北に行くほどの装備がない。いつでも旅のルートの検討は頭を悩ませる。

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[2008/02/24 12:27] |  -カナダ | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
[080223]Vancouver→Yellowknife
Arthur Ericksonの代表作 Simon Fraser Universityへ。
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山の稜線に沿って中心軸が設定され、さまざまな大きさの中庭を介したマスタープランとなっている。プランが非常に美しい、google Earthで見ると良く分かる。彼は地形と起伏を含んだデザインを得意としており、建築家というよりランドスケープアーキテクトではないかとも思わされる。
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Yellow Knifeへ。先週まで-52℃まで下がる寒波が来ていたらしいが、空港に到着した時は-10℃程度だった。それでも十分寒いが、町に出ると半ズボンの少年が。。。

 お前寒くないのか!?

「お前は馬鹿なのか、それとも厚着をしている俺が馬鹿なのか、」

町を見れば、ジーンズにスウェット程度の人も見える。宿の方に聞いても春が来たのだという。-40℃に比べれば「暑い暑い」と。私が寒がりのせいかも知れないがとても異常だ。人間の適応性に偉大さを感じた。

最近は暖かいこともあり、夜には曇ってしまい4日ほどオーロラが出ていないという。3日間でのオーロラ遭遇率95%といわれるイエローナイフであるが、タイミングが悪かったかもしれない。それも気づけば満月の時だ、これではオーロラが見えにくい。考えてこなかった。


 夜、10時過ぎに他の宿泊客と共に30分くらい歩いたところのスポットへ。ただ、ここでも明るい。車を持っていれば真っ暗な湖の奥へと行けるのに、歩けるところではここら辺がやっと。英語圏は車が必要な国ばかりだ。
 曇っていて星すら見えない。今日は見れなかった。明日の明け方に運がよければ雲が晴れて見れるかもしれないと聞き、朝起きて見ることにしたい。
[2008/02/23 16:54] |  -カナダ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[都市コラム]バンクーバーの暮らしやすさ
日本円が安くなっているので、比較しやすくなっているかもしれない。食料品などは日本よりも高い場合もあるが、住宅に関する費用が圧倒的に安い。(というより、日本の土地代が高すぎる) 今回泊めてもらった住宅も待ち中心部から8kmほど離れているが2階建て庭付き、ガレージ付が900.000ドルである。下階は他の人間に貸し出すこともできる。
 居室内も広く、ソファー暖炉を中心として、整頓して置かれており、豊かな空間を得ている。(都市の整頓ぶりと居室内の整頓ぶりも何か関係があるのではないかと思ったりもする。)日本が住宅の費用で四苦八苦し、一方でインテリアに使う費用が他の国の人に比べて圧倒的に少ないそうだ。
 社会保障においても、リタイアした後、これまで得ていた年収にあわせた継続的な厚生年金、高齢者に配給される年金があり、収入の少なかった人間は高齢者年金が多くもらえる制度になっている。大体1500ドルほど月にもらえるそうなので十分だ。日本においては年金が悩みの種だが、バンクーバーのように移民を受け入れて労働者を適度に増やしコントロールすることで社会保障をまかなうことも出来る。
 ホストの父親から、日本はたくさんの仕事があってよいと羨ましがられる。昨今テレビで問題として取り上げられているが、依然として日本の求人率は世界のトップレベルである。だが、生活の豊かさ、住宅環境、暮らしやすさということを考えると、バンクーバーにはとても及んでいないのではと思わせられる。自分も日本を少しでも暮らしやすくするためにがんばらねば。
[2008/02/22 12:57] | 建築・都市コラム | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
[080222]Whistler
 世界のスキーヤーが憧れるスキーリゾート、ウィスラーへ。2010冬季オリンピック会場にも指定されている。さまざまなテクニックを使用し、旅費を相当安く抑えたが、通常1日券が83ドルもするスキーリゾートだ。山の上部は樹木の生育限界点を超えており岩肌と雪だけの美しい世界が広がっている。ゴンドラ、高速ロングリフトがあり、待ち時間もあまり無く、整備もしっかりされている。


取り立てて書くことは無いが今回スノーブレードに挑戦してみた。現在、カービングスキーでもショートがあるため使用している人間は皆無で、最低価格で1日レンタルが可能だ。カナダ人からもリフトに乗っていて、スノーブレードについて聞かれてしまうほどである。使用感は短く、硬く、軽いので雪面を抑えるに非常に力が要る。コブは完全に殺さないとバランスを持っていかれる。最後にはスケートのようなものだと、少しは慣れ、トリックも覚えたが、2度とはやらないだろう。
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 ウィスラーのトリビアとしては
・ ウィスラーのリフトは防水のクッションがあり、すわり心地がよい。
・ 各リフト乗り場に鼻水用ティッシュが置かれており、便利。
s-worehouse2.jpg

・ 広大な山のため、音楽がなく、自然と一体感を感じる。

が挙げられ、日本でも取り入れて欲しいと思う。

山が大きすぎるということを理由に、3時30分で全リフトは終了。時間があるためもあり、ゴンドラ下のビレッジは一つの町のように賑わっている。特にワールドカップ期間であることもあり、イベントも多い。

 ストーンショップで非常に興味深いマテリアルがあった。どこかで見たこともあるかもしれないが、もし建築物であったらと考えてみると奥深い形態だ。
Misbithという鉱物で、携帯はインカ文明とイタリアの建築家カルロ・スカルパのデザインが合わさり、それが精密に作り上げたようなデザインをしている。眺めれば眺めるほど味わい深い結晶で、見飽きることがない。写真は同じ石を違う方向から眺めたもの。
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[2008/02/22 12:46] |  -カナダ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[コラム]PCとカメラの弊害
 いつもの旅ではスケッチブックに、見たものを描き、感想を書いていた。かなりのペースで1日7-10枚程度紙を消費していくペースだ。今回一眼レフとパソコンを持ってきたことで、スケッチの数が激減している。写真をいいのを取れるし、パソコンにいろいろと文章を打ち込める。確かによいのだが、やはりスケッチをしなくなるとものを見なくなり、理解力が下がり、文章をその場で書かないと物事をきちんと言葉にして咀嚼できない。ついでに言うと、空港や飛行機内など出来るだけ利用しない時間を使っているつもりだが、コンピューターを触っている時間の分だけ、ほかの旅行者との会話も減ってしまうだろう。
 
ちょっと、この弊害をなんとかしなくては。
[2008/02/22 08:23] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top
[080221]Vancouver
 まずはダウンタウンへ。ダウンタウンには町の機能が集積している。イギリスの統治地であったため、建築の細工にも英国の歴史や慣習を踏襲するものが数多く見られる。頂部のぺディメントが丁寧に施されており、見上げた時、額縁の様に空との境界をデザインする。建築が5階建て程度までであったころ、都市の見方は道路レベルからのパーススペクティブが重要視されていたのだと考えされられる。
s-hafu.jpg※写真は文章内容と異なるが、頂部のデザインの重要さを理解させてくれる。


GAS TownエリアのWater Streetでは歩道復員も7mほどあり、オープンカフェ+街路樹(一部ベンチ)+歩行部 ということも可能だ。各地で道路幅員のスケッチをしてみると、周辺環境にもよるが、心地よいオープンカフェには歩道が4mは最低必要のように感じる。できれば6m以上欲しいところだ。日本では6mの歩道空間のある道路であると車道自体も相当広く計画されたものに限定される。道路構造令規格にはないが、中心市街地では車道より歩道のほうが広くても良いではないだろうか。
 また、歩道・広場の舗装のレンガもデザインされている。これを実現できていることが特別なことではなく至極当たり前であることが、その国が持っている「文化」というものなのかもしれない。


 例によって、高い展望台(vancouver Look out)へ。Waterfrontを中心として、鉄道、交通路が形成されていることが見て取れる。湾であるため当然周囲より低い地域にあり、ダウンタウンを過ぎると、2階ないし平屋の住宅地が広がっているのが分かる。稜線は美しいモミの木のシルエットで終わっている。

 ダウンタウン、住宅地もそうだが都市のマスタープランがしっかりなされており、グリッド上に町が広がっている。5ブロック程度ごとに南北に広幅員道路が配置され、商店街がそれに付属され、主要となるバス路線もこれらを通る。住宅地も玄関が面する街路樹がある1.5m+6m復員道路+1.5mの道路とガレージがある側の4m復員道路の2種類で形成されている。これにより住宅の形やアクセスも大体決まってきている。
 ダウンタウンも同じく主要交通道路、商業通り、裏道と分かれ、エリアも特徴付けられており、都市の理解に役立つ。

 ダウンタウンにはスターバックス、BLENzコーヒーショップがほぼ全ての街角にある。コーヒー好きなこともあろうが、外が寒いため、ちょっと休める空間が都市内に点在していることがこの町には必要なのだろう。(余談だが、こちらのスタバではカップは後で自分でつける。日本では毎回ふたを閉められて渡されるので、ミルクや砂糖を入れるためにわざわざあけなくてはならず、非効率だと常々思っていた)

郊外のUBC (University of British Columbia)へ。
人類学博物館Museum of Anthropology, University of British Columbiaを見学。建物内の資料のみならずカナダの著名な建築家Arthur Ericksonの作品として見るためでもある。Arthur Ericksonについてはこちらを参照のこと。
http://lichen.phys.uregina.ca/arch/erickson.html

この作品では彼はカナダ先住民族の伝統的構造形式を踏襲して作り上げている。デザイン性をこのようなところに求めたことにより、建築と内部展示が頭の中で繋がりやすい。また、彼は地形を美しく捉える建築家でもあると思う。起伏を建築内部に取り込みつつデザインしていた。
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 外部に先住インディアンの住宅が再現されていたが、その圧倒的な木の大きさ、パワーに圧倒された。トーテムポールは高さ20m近くあり、直径は1.2m。明らかに木の文化圏なのだ。ちなみに、このトーテムポールのデザインはアイヌのデザインに似ている。どこかで繋がっているのであろうか。アジアからのモンゴロイドがイヌイットとなり、そして南下し、アメリカからの先住民族の文化と混ざり、このデザインとなったと推測するが、その形態の変化は詳細に調べないと分からないだろう。ただ、人が生み出すデザインはどこか深いところで繋がっているのは確かだ。

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 ダウンタウンに戻りイエールタウンへ。倉庫街であったところをSOHOやレストラン、デザイン事務所に改装している。倉庫であったため道路の片側は道路レベルから1,2mほど高い位置に搬入レベルがあり、これが改装されたレストランにとって居心地のよいフリースペースとなっている。壁面からのキャノピーもそれぞれの空間を自分に従属する空間に変えている。今ではバンクーバーの中でも最もハイセンスなエリアになっており、コンバージョンによって当初想定し得なかった新しい形態も生まれるものだと実感する。

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夜には泊めてくれている家の主人と長く話す。彼は中国との戦争時、36歳のとき妻と3人の子供と共に、ベトナム北部からボートピープルとしてカナダに渡ってきたそうだ。まったく言葉もわからない状態から、大工や漁師としての職を見つけ、必死になって稼いだそうだ。彼はそれでもベトナムからカナダに来られてラッキ-だったと話してくれた。これからは半年ずつベトナムとカナダと暮らしていく予定だそうだ

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[2008/02/21 12:45] |  -カナダ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[コラム]職業欄について
入国カードを書いているときに建築をやっていて良かったと思うのはoccupation(職業欄)に無職と書かずに、ARCHITECTと書けるからだ。実際に建築家として一人前かはおいといて、ある程度世界中ARCHITECTといえば話が通じる。日本以外では一目置かれる職業であるからだ。少し、小恥ずかしいが武士は食わねどARCHITECT、としておきたい。

また、うそも方便という言葉もある。海外、特に発展途上国で旅行者というと=お金持ちということに直結してしまう。バヌアツでも現地で働いているのか?旅行者か?と聞かれる。(本当は現地にとって旅行者ほどありがたい存在はないと思うが)単に旅行者というと、お金を持っていると思わせてしまうし、あまり印象が良くない。また、一眼レフなど持ち歩いていると、それが余計に際立つ。

そのため、現地人に旅行者かと聞かれたら、こう答える。

「旅行者だ。でも、自分はARCHITECTで建築写真を撮るフォトグラファーでもある。国に帰ったらこの写真を売るつもりだから、今働いているとも言えるかも知れない。」と。現地人は妙に納得。嘘も方便とは言うが、これが嘘から出た真になれば、なおのこと良しだ。

というわけで、現在は無職なのに、職業にいろいろ尾ひれが付いている(笑)
[2008/02/21 08:21] | 旅コラム | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
[0802120]Hawaii→Vancouver
ドミトリーでは、腕立て伏せもできないので、旅の途中では運動不足になる。そのため、ビーチ沿いをランニング、YMCAのジムで筋トレ。
 
 Ala mona ショッピングセンターへ。完全に四周が立体駐車場に囲まれているショッピングセンターだ。効率的といえば効率的だが、外観デザインというものはまったく無い。アメリカとはこういう国だと再び思う。基本的に建物も平凡な形ばかりでデザインの細工が見られない。アメリカにはヨーロッパやアジア、など他の国と違って大いなる暇な時間が無かった。そのために、装飾などの細工を身体の中に持ち合わせていないのだろう

今日の夜は友達の友達の兄弟の家に泊まる。要するに赤の他人の家だ。親切な人の繋がりというのは、こちらが物怖じするぐらい暖かだ。

テオという名前だったのでてっきりカナダ人かと思っていたら気づいてみると、ベトナム人だった。早速自己紹介、家について、夜のバンクーバーをドライブしてもらう。旅人を迎え入れる文化は世界中であるが、非常にありがたい。日本にきたらもちろん自分が旅人を暖かく迎え入れたい。
[2008/02/20 18:03] |  -USA | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[080219]Hawaii
[080219]Hawaii
 ハナウマビーチに行く予定だったが、火曜日のためビーチが閉鎖。急遽ダイヤモンドヘッドに登る。高い位置から見るとハワイの骨格が見えてくる。


 午後はハワイ美術館へ。ここにはゴッホやマチスなどの絵画のほかに、世界各地から集められた収蔵品が納められている。この収蔵品がすばらしかった。太平洋、日本、中国、イスラム圏、インドネシア、、などなど各部門に分かれ絵画や民芸彫刻、祭事品などが飾られていた。

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 特にインドネシアの収蔵品は自分が訪れたこともない地域ということもあり、非常に興味深く拝見した。これらの彫刻の造詣は一体どこからくるのだろうか。先祖のための彫刻とはいえ、非常に抽象的である。時代を経ても写実的にはなっていかない。なにか彼らの頭の中に動かし難いイディアのようなものがあるのだろうか。彼らにそう作らしめている「何か」の力が働いているのではないだろうか。
 私が旅する最大の理由は、それぞれの土地に文化を生み出した力とそれを保持する力を見つけ出すことだ。これを私は「気の総体」と呼んでいる。建築だったり、彫刻、歌、絵画、食事、言葉に至るまで、それぞれは相互に関係を持ち、お互いを作り出している。一部が変化するとそれに伴い、他も少しずつ変わっていく。「気の総体」はこの変化の揺らぎを含んだものだ。建築の世界ではゲニウス・ロキ(土地の精霊)という言葉があるが、これは建築の形態等に働く「一方通行」の力という意味合いがある気がしており、「風土」というと、人間の能動的な活動を包括していないような気がしている。
 ある土地において人間が生み出す全てのものは、風土を出発するのかもしれないが、生み出されたものは、相互に影響しあい、風土を含んだ大きな総体となるのだ。そのため相互に働く力はその土地に行って見なければ決して感じることが出来ない。同じことだが、建築の形態を理解するには、建築だけではなく食も酒も言葉も歌も体験しなくては、なぜその形態が生み出されたのかを知ることが出来ないのだと思う。
(和辻哲郎の風土論、イーフートゥアンのトポフィリアに考えは近い)

その後、ハワイ州立センター、
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宮殿を見て、ワイキキビーチで開かれるフラのショーを観賞。夕焼けをバックに非常に美しい時間を過ごせた。
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夜は知り合った二人の日本人と共に、この旅始まって以来の豪華な食事。やはり夕食は誰かと食べるに限る。いい時間だった。
[2008/02/19 17:55] |  -USA | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
[080218]Auckland→Hawaii
どうも眼鏡をなくしたらしい。かなりの痛手だ。使い捨てコンタクトはあれど、数に限りがある。レーシックでも受けてくれば良かった。早く眼鏡を購入せねばならぬ。

 夜9時にハワイに着き、ローカルバスでYMCAに。シャワートイレ共同でシングルで35ドルであったが、奮発して宿泊。ただ、YMCAは異常な雰囲気。精神病棟のような感じで、泊まっている人も中年のちょっと近寄りがたい人ばかり、ワイキキからもそこそこ離れているので、ちょっと失敗。
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 時間は夜の10時を過ぎていたが、何はともあれワイキキへ。ハワイに着いてからここまで、あまり日本人を見かけなかったので、ハワイには日本人ばっかりという話は嘘だったのかなと思ったが、ワイキキのメイン通りを歩く人の半分は日本人だ。ABC martにいる人間は8割日本人である。一方バーにいる日本人は少ない。

ワイキキでラーメン屋のえぞ菊を発見。日本食、というかラーメンが恋しくなって思わず入店。注文して心躍らせて食べ始めたが、ゆですぎだし、味が濃いし、日本とは大きく違う。銀河鉄道999で哲郎が宇宙で食べていた「人造ラーメン」を思い出した。本物のラーメンを食べるのは宇宙では非常に難しいらしい。ともあれ、ラーメンはラーメン、実にうまし。

 楽しげに道行く人々を見て、そして、波の音とカクテルの香りがするビーチに行くと、自分が高揚しているのが分かる。バヌアツでも美しいビーチで泳いでいたが、やはり、ビーチとビーチリゾートは違うらしい。リゾートには心を躍らせる何かがある。周りの人間がみんなウキウキしているのだ。生活の一部であるビーチとは違うはずだ。ついつい自分もアクセサリーを購入し、すっかりリゾート気分となる。やはり自分は日本人だ。

 アメリカに来たなと感じるのは、道の骨格が完全に車中心の骨格になっていること。ワイキキ以外はとても人間のスケールを超えている。ショッピングセンターにも異常なスペースの駐車場。こんな車中心の体制を引いているから、石油の高騰でおろおろしたり、イラク戦争したり、国自体がおかしくなってしまうのだろう。
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[2008/02/18 17:31] |  -USA | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[080218]Auckland
 朝、オークランド大学へ。秀逸な建築物が群をなしていた。町中にあるために道路に切られているところもあるが、今まで見たキャンパスの中でも特別に良かった。
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特に工科学部や建築学部などは空間性も豊かで、単なる機能的な箱ではない。オークランド中心部の建築もそうであるが、古い建物をリノベーションしているものが多い。
大学の中でも古い校舎部分を残しながらアトリウムなどを追加しているものが多く見受けられた。他学部、他建物との連結もきちんとされていた。

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昼前からワイヘキ島、ワインツアーへ。ニュージーランドの中でも特に、ワインに適した豊かな土壌として有名な島だ。カベルネ・ソービニョンなどが豊かに取れ、国際コンクールでも金賞、銀賞などを獲得している。気持ちのよい景色の中で飲むワインは5割増しに旨い。建築としてはいくつかのリゾート住宅がある。クラインダイサムがスーパーデラックスのぺちゃくちゃナイトで紹介していたのを思い出した。

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 オークランド中心地に戻り、ビクトリアハーバーの建物を丁寧に見ていく。金持ちのための建築なので、日本の参考になるかは分からないが、自分も試して見たいアイディアがちりばめられていた。
 可動ブリーズソレイユに、開放的なガラスバルコニー。ヨットと共に生活できるヨットパーキングエリア。海からパーキングに入れるための運河すら設置されていた。自分もこういう自由なプランニングをしてみたい。やはり建築は面白い。なんだかんだで今日は旅行中で一番多くの写真を撮っている。職業病だろう。いくつか写真を載せます。

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開放的なガラスバルコニー
4×2,5m


最後にアイリッシュバーでニュージーランド最後のビールを飲んで就寝

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[2008/02/18 08:25] |  -ニュージーランド | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
[080217]port villa → Auckland
 朝、最後にビーチで泳ぎ、バヌアツの海にさよならをする。本当にきれいな海だった。ミクロネシアには、きちんとリゾートで来られたらいい。
 
 今日も日曜日であったため、空港には多くの見物客が。最後に彼らの声援を受けながら搭乗、気持ちのいい出発だ。
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 オークランドで、バックパッカーズ(ドミトリーと中心とした宿の総称)にベッドを確保し、まちへ。とりあえず、馬鹿と煙と都市計画家は高いところに登る。というわけでスカイタワー(338m)へ
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高層から見おろすオークランドの印象として
・ 緑が多い。緑の中に家が点在しているかのようで白い家と緑が半々くらいで地面を生めている。
・ 大体は平地なのだが、火山帯だけあったため、死火山となった隆起がいたるところに見ることができる。
・ 都市の中心部も坂道が多く、グリッド上に計画されたのは、海岸近くのみであり、ほかは坂を考慮してつくっている。すこしサンフランシスコに似ているところもあるかもしれない。
・ 道路には並木もあり、4車線以上が基本である。
・ 何か、街並みを揃えるような規制が働いているようには思えないが、中華の商店がある以外はも空間も整っているように感じられる。街並み制御が出来ているというより都市骨格がしっかりしているために整っている印象をうけるのかもしれない。
・ 町のどこからでも見ることが出来るスカイタワーがあり、街に中心性を持たせている。ケビンリンチではないが一つタワーが街にあると、自分の居場所が分かり、まちの空間認識が容易になる。タワーは見るためのデザイン、見られるためのデザイン共に秀逸だ。
・ 都市はこじんまりしていることに加えてシティバスが回り、交通の便もよい。
・ ハーバーは美しく整備され、最近出来たのか住宅と1階店舗のデザインアパートが建設され、ニューアーバニズムが体現されているようだった。

興味がわいたので、バイアダクト ハーバーへ。気持ちのよいデッキが整備され人々が楽しそうに道を歩き、デッキ沿いで食事を楽しんでいた。
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思わず、ビールが飲みたくなる。こういうところで飲むと高くつくのを分かっていながら、つい手が出てしまう。財布の紐を縛らねばならぬが、やはり気持ちのよい空間で飲むビールはとても旨かった!なので仕方がない。

[2008/02/17 08:15] |  -バヌアツ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[コラム]日本が取り入れたい乗り合いタクシー
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バヌアツ、特にポートビラでは乗り合いバスが町中に走っている。トヨタのハイエースに座席をつけたもので、ナンバープレートにBの文字が入っている。乗客はこれを町の好きなところで止めて「どこどこに行きたい」と言えば、方向がよっぽど違わない限り乗せて行ってくれる。乗り合いバスというよりも乗り合いタクシーといったほうが良いかもしれない。
 これらはドライバーが乗客の希望に沿ってルートを考え、まちをあっちにいったり、こっちにいったり、途中で人を乗せながら、乗客が行きたい場所に降ろしていく。
 
 慣れると本当に便利で、まっすぐには目的地には行かないがタクシーの1/5程度で目的地までたどり着くことが出来る。

これを日本に取り入れられないだろうか。

バスであれば新規路線を作るのに非常に手間がかかったり、コミュニティバスといえど車体のお金も高くつく、すこしバス停が遠ければ使うのもかったるい。
 タクシーが同じような場所に行っているのに、一人一人乗っていくのももったいないし、
タクシー業界から多くのクレームが寄せられるだろうが、スーパーに買い物に行く主婦や日常での足として利用されるお年寄りの方にとって大きな助けになるだろう。
 
 もし、日本がバヌアツだったら、ハイエースさえ持っていればいつでも始められる仕事だ。日本は制度疲弊を起こしている。こういうゆるい助け合いのようなコミュニティビジネスが出来ないものかと考えさせられる。
[2008/02/16 22:10] | 建築・都市コラム | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[080216]tanna island → port villa
 朝4時半に起きて空港に向かって出発。2泊したタンナ島を後にする。
ポートビラに着いてカルチュラルセンターへ。ここではバヌアツ唯一の世界遺産のSANDROWINGを見ることが出来る。とはいえ、観光客はあまり来ないとのことで、レセプションの人すらいなかった。

 3,4人の観光客と共に、sandrowingの実演をみる。sandroingとは砂に特殊な意味を持った紋様を描く無形文化財で、一つ一つの紋様には歌と物語がある。指が砂の上をすらすらと滑り美しい紋様を描いていく。部族間で言葉が通じなくとも、この紋様によって関係を保つこともあったという。

 バヌアツには数多くの島と、無数の部族が暮らしている。今日の朝までいたタンナ島でも30ほどの言葉が使われているそうだ。バヌアツは通常英語に近いビシュラマ語が使われているため、現地の人が話していても何となく理解することができるのだが、現地語だとさっぱり分からない。たとえば ごめんなさいは、ビシュラマ語では sori tumas だが、
ヤスール火山の近くの村では タナカソーリだ。(逆に覚えやすい?)

 バヌアツには非常に多くの慣習があり、これを全て知るのは不可能だ。その中でも知ったな中の一つに村と村との交流はお互いに貢物を送ることで関係を保っている。今でも結婚をして娘をもらうときは、子供に女の子が生まれたときは、娘のお父さんに女の子を渡さないといけない。
 これが昔であった場合、豚をもらったら豚を返さねばならず、戦士を渡したら戦士をお返しに渡さなくてはならない。これが守られないと村同士で争いになったらしい。バヌアツでは食人の慣習もあったため、多くの宣教師が食べられてしまったそうだ。タンナ島の東側では40歳ぐらいの人であれば多くの人が、人を食べたことがあるとのことだ。それを考えれば、バヌアツは相当現代化したのだなと感じる。

 夜はお世話になったSPTの方々、海外青年協力隊の方々とバーへ。思えば3つの島全てで海外青年協力隊の方とお会いしている気がする。合計10人ぐらいと会って、話したり飲んだのだろうか。まぁ、バヌアツは観光客の数より海外青年協力隊の方が多いので、可能性は高いのだが。バヌアツは生活に逼迫する飢餓等はないので、土木や観光の方もいるが、もっぱら教育部門の方が多いとのこと。自分の言葉のつたなさにストレスは感じても、子供に教えることにストレスを感じないとのこと、フレキシブルだし、残業もない。日本では先生は人間関係やら何やら大変な思いをしているのだろう。

 なにはともあれ、こういった協力隊の方が働いてくれているので、バヌアツでは日本人に好意的だ。商業を営み中国人などは嫌煙されがちなのを考えると、本当に待遇がちがうのだなと、バヌアツだけではなく、世界中でそう思う。
[2008/02/16 08:07] |  -バヌアツ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[080215]tanna island
 ヤスール火山の麓の村で1年に一度のお祭りがあるというので、飛行機を変更して一日村観光へ。この村に1日だけ島中の人間が集まるという。

 この村はジョン・フラムの村と呼ばれている。ジョン・フラムという船長の船がこの村に流れ着き、この村に多くの富をもたらした。そのためアメリカには神がいて、ジョン・フラムが乗ってきたような、とてもバヌアツ人にはつくれない船を作り、その富をいつかまた届けてくれると信じているのだ。つまり、アメリカ(にいる船すら作れる神様)を信仰している村だ。

 韓国とフランスのクルーがこのお祭りのドキュメンタリー番組をとるために来ていたが、観光客は10人程度だ。(ヤスール火山にいたのもこの程度、ほとんど観光客はいない)

 このお祭りはUSAを祭るお祝いなので、アメリカの国旗が飾られ、アメリカの軍服を着たジョンフラム一行を模した住民、踊り手の背中や胸には大きくUSAの文字が描かれている。
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観光客がクルーのインタビューに答えて「アメリカが好きな世界でも希少な村」だと答えていた。そのとおりだ。こんな光景あることを、どれだけのアメリカ人が知っているのだろう。
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テーマ:一人旅 - ジャンル:旅行

[2008/02/15 15:57] |  -バヌアツ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[バヌアツの観光について]
 バヌアツでは、政府がきちんと観光を管理していない。ヤスール火山やリリーブルーホール、ちょっとした海岸でさえ、それぞれの村の所有物らしく、村人からお金を請求される。その金額もまちまちであったり、そのほかにもガイド料などを請求されるなど非常に面倒くさい。道には標識もなく、ガイドがいなければ辿り着けないのだがストレスがたまる。観光がお金になることに気づいたようで、個人の懐にお金を入れたり、村間での所有権争いもたえないようだ。
今回も去年まで行けていた温泉ツアーも、現地の争いによって行けなくなってて、連れて行かれてみるとまったく違う、どうしようもない源泉のある場所だったりした。正直、旅慣れていないとまったく理解できないだろう。旅行会社の方も苦労されているようだ。自分はほとんど損をすることはなかったが、現地のいいなりになる旅行者が増えてくると観光の質も悪化し、最後には笑顔もなくなってしまうような気がする。きちんとした観光整備がそろそろ必要になっている。いくつもの観光整備のアイディアが浮かぶがどこまで実現できるのかは、現地の慣習がネックになりそうだ。
[2008/02/15 08:14] | 旅コラム | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[beer]バヌアツビール事情
バヌアツのビールはTASKERのみ。基本的にはpremium しか見かけないが、ポートビラのスーパーなどではlagarなどもある。
 Taskerは強めのストロングハイネケンといったような味である。安値で200vt(260円ほど)で商店によっては270vtなどの場合もある。バーで飲むと350vt程度。結構高額なため、普通のバヌアツ人は飲むことが出来ず、もっぱらカバを飲んでいる。
 バヌアツ人は温厚だが、給料日の金曜日などにアルコールが入るとすぐに暴れてしまうらしい、そんなに飲んでいるわけでもないのに酔ったふりをする、お酒呑み始めた高校生のような感じらしい。


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[2008/02/15 08:09] | beer | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
[080214]tanna island
朝からタンナ島へ。タンナ島には、まともな舗装がされているのは空港しかない。悪路を2時間半、空港からヤスール火山がある側の宿へ。今日の宿はトゥリーハウスだ。
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このはオーナーのリチャード君が16歳の時にターザンに憧れて作ったらしい。一昨年の末までは自分で使っていたらしいのだが、泊まってみたいという人が出てきたのでバンガローとして貸し出し始めたらしい。現在彼は23歳。ずいぶん若いときに作ったものだと思う。その情熱とそれが実現できる能力に脱帽である。

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とはいえ、工法自体は難しいものではなく、組み立ても長い釘を打ち付けることだけで持たせている。banique treeと呼ばれる横に広がる大樹さえあれば地元の人間なら作れそうだ。

地元の住宅は周辺の木を切って、家の骨格をつくり、葉っぱを編んで屋根や壁、マットをつくる。リチャードはその編み方の配置などセンスが良いので、建築家になってみたらといってはみたが、島の全住民が家を作れる環境ではとても需要はなさそうだ。

トゥリーハウスの根元にはちょっとしたリラックススペースとシャワーとトイレルームがついている。2.5階分ほどの急な階段を上ると居室のレベルに着く。
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洗面台が置かれ、部屋の前にはテーブルといすが置かれている。ここから火山が最盛の時はその光を眺めることができるらしい。

 部屋の中は2,2m四方ほどで、ダブルベッドが置かれている。宿泊には十分のスペースだった。一応、ライトも引かれている。(40分ほど時間があったので、測量スケッチと外観をスケッチ。)

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夕方にヤスール火山に向けて出発!
ヤスール火山は世界で最も火口に近づける場所だ。今でも、マグマを吹き上げている活火山で、5kmぐらいの距離まではその轟音が届いてくる。

本当にすごい場所である。
火口の淵に立って噴出口を見ていると、人間が定義した世界の中にいるのではなく、「地球」に立っているのだと深く実感できる。まだ地球は46億年の長い成長の過程にあって、その上にわずかばかり塵のように自分が立っているのだと。

 ちょうど観光客が立ち入れることが許可される最大レベルだったらしく、その衝撃は想像を遥かに超えていた。

 マグマが赤く見える噴出口から煙が上がる。マグマが時折飛び散っている。

そしてゆっくり立ち上っていた煙が一瞬止まり、今度は2秒ぐらい時間を飛ばされたように煙が移動し、

次の瞬間、衝撃波が来る。噴出口を中心に周囲に煙の中を球体の衝撃波が、一瞬のスピードで大きくなって襲ってくる。体が持っていかれるのではと、恐怖を感じる衝撃波だ。

その後、爆発音が聞こえ、噴出口からマグマが飛び出てくる。

噴出口は2つあり、轟音が常に衝撃波と共に届いてくる。

世界でこれだけの体験はここだけだろうと思う。バヌアツまで格安航空券で9万円台からあるらしいので、ぜひ体験してもらいたい。

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※本当はmovieをアップしたいが、やり方がよくわかりませんでした。いつかのせます。もしくは送ります。伝わりきらないと思うが本当にすごい。
(人間の根源から来る恐れを感じもする。実際、女の子が観光に来てたが恐怖で泣いてしまっていた。)


夜はリチャードと共に、遅くまで語り、トリーハウスにて就寝。

テーマ:一人旅 - ジャンル:旅行

[2008/02/14 14:31] |  -バヌアツ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
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