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伝統技術品とハンドメイドマーケット
個人が趣味で創作したり、育児の合間につくったものを販売しているハンドメイドマーケットのサイトだけれども。こういうプラットフォームが一般化してくるのは嬉しい。
https://minne.com/category/saleonly/children?page=7
自分のスキルをつかって、何処でも自分のペースに合わせて収入に繋げられる仕組みがあれば、暮らしやすい地方への引っ越しもハードルが低くなる。

さて、しかし、文化財の、それもモノづくりの世界はどうか。

無形文化財の研究者、テキスタイルの修復家とランチをしながら、宮古上布(みやこじょうふ)の話を聞いたのだけれど、本当に悲惨な状況だった。(農作業の合間だけれども)丁寧に数年かけて織った反物が30万程度で買い取られていくそうだ。これが銀座で販売する時には数百万円にはなっている。(着物関連の中間搾取は異常!)
 もしも織手から直接消費者の元に届くようになれば、もっと日本に伝統技術が残るのになぁ。ハンドメイドマーケットのプラットフォームは伝統保存技術保持者に届かないのか。いろいろな方が「心配だけ」はしているようですが、まだまだ形にするまでリーチできてない。悔しいぐらい埋もれてる!


日本は先のG7での会談で、「ウクライナ再建のために15億ドルの信用保証および現地の下水処理施設改善補修のために11億ドルの支援を約束しており、ウクライナ警察に1500台のハイブリッド車も提供することにした。」らしい。。。はい、そんな海外にくれてあげるお金があるなら、日本の文化財にお金が出せないものか。。
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[2015/06/19 00:12] | 世界遺産 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
Nara+20
奈良憲章20周年を記念して、日本が中心になってまとめたNara+20が2014年10月にリリースされましたと聞きました。全くニュースにもなっていないし、どこにもアップされていないけれど、なかなかインパクトある出来事だと思います。

以下、感想。
 再建や修復時に考えられるAuthenticity(真正性)について、
20年前の奈良憲章(Nara document)では、それまで西洋の石造中心の考え方(アテネ憲章)に対して、東洋的な文化の価値の多様性を示しました。言うなれば、奈良憲章によって、真正性の担保が「物質の真正性から、情報の真正性」に変わった。

奈良ドキュメント年を経つごとに参照され、議論される重要な的なものになってきている。その一方で、文化財の再建に際してオリジナルの材がなくても、それぞれの国が都合がいいように奈良憲章を解釈して、安易に再建しているような事例も見られるのも確か。奈良から20年。きちんと世界的に定義を再考する必要があった。Nara+20では多くの議論が重ねられたとのことですが、成果としてNara+20の中では真正性が「スタティック(静的)ではなく、ダイナミック(動的)」なものだと言う事が示された。

ただ、憲章はまだ理念にとどまっているところもあるから、文化財修復の現場で揉まれて、解釈の難しい問題もでてくるだろう。だからNara+20はここからがスタート。今後も10年ごとぐらいに真正性に関してしっかり議論して、奈良憲章を更新していくべきなんでしょうね。
[2014/12/15 01:11] | 世界遺産 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
世界遺産委員会に倫理はあるのか?
 富岡製糸場が世界遺産リストに記載されました。あらたな世界遺産が日本に誕生したという見出しで、日本は盛り上がっています。しかし、全体的に見て、今年の世界遺産委員会は、「最悪」と言っていいほど倫理が欠如してしまった年でした。あまりにもロビー活動が多すぎて、真面目に審議する必要すらなかったのではないでしょうか。

世界遺産委員会ではそれぞれの推薦資産にたいして、
① 記載(Inscription): 世界遺産一覧表に記載するもの。
② 情報照会(Referral): 追加情報の提出を求めた上で次回以降の審議に回すもの。
③ 記載延期(Deferral): より綿密な調査や推薦書の本質的な改定が必要なもの。推
薦書を再提出した後、約1年半をかけて再度イコモスの審査を受ける必要がある。
④ 不記載決議(Decision not to inscribe): 記載にふさわしくないもの。例外的な
場合を除き再推薦は不可の勧告を出します。

これが決議の種類なのですが、決議を出す委員会の前に、諮問機関(文化遺産であればICOMOS)の調査を受け、決議案が作られています。この決議案が決議で覆ることがあるからです。ICOMOSの専門家以上に、世界遺産の登録の仕組みを理解し、綿密に調査、資料を熟読している人間はいないのにも関わらず、その決議案を変更するというのは、政治的な理由(ロビー活動の成果)に他ならない。

 2014年にドーハで行われた世界遺産委員会では当初決議案で① 記載となっていたものは当然記載であり、② 情報照会③ 記載延期④ 不記載とされていたものも、記載になったり、2段階アップで情報照会に格上げになるなど、文化財ではほとんどの割合で、ICOMOSの決議案が覆りました。それも不記載となったものは、審議の予定が早まったがゆえに、ロビーの時間が取れなかった2件だけでした。去年は、決議案が覆ったのは1件だけですが、今年はなんと11件も覆ったのです。

 今年の世界遺産委員会のでの結果をみると、今年の世界遺産委員会は、最悪と言っていいほど倫理が欠如してしまったのではないかと感じる。あまりにもロビー活動が多すぎて、審議する必要すらなかったのではないだろうか。鎌倉も今年出していたら、たぶん世界遺産になっていたでしょう。

 今年は、委員国が半分変わった年で、去年まで規律を守る為に動いていた国が、ことごとく交代してしまったことも大きかったとの話も聞いた。まったく、もって世界遺産の制度の歯止めはどこまで緩んでしまうのか。心配です。

 世界遺産制度の問題点が書かれて記事はあまり見かけないので、自分の為にも 少し、整理していかねばならないと思っています。




[2014/07/01 23:04] | 世界遺産 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
復元を考える〜タジキスタンHulbuk遺跡〜
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[2013/11/21 02:12] | 世界遺産 | page top
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