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[2017/09/20 02:12] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
TDW(外苑前)事故がおきた本当の理由
TDWでの事故、本当に痛ましい。父親はやりきれないだろう、
 このオブジェには入っていないが、自分も事故があった会場に行き、自分の子供を学生達の仮設オブジェゾーンで遊ばせていた。正直、あんな小さな仮設イベントで、子供が亡くなることってあり得るのか!周りには多くの大人もいるし、学生も常に監視していた。あの小さな空間から、なぜ逃げる事も助けることが出来なかったのか訳が分からなかった。しかし、仮設物の写真を見ると、簡単に内部から逃げられるような空間ではなく、これは子供が入っていて、おがくずが突然燃えはじめたら助からないだろう。子供は火をみて動けなくなってしまったのかもしれないし、複数子供がいたらしいが、まわりの大人全員が助け終えたと勘違いしてしまったのだろう。

 照明はLED照明を1つだけとの使っていたとの情報もあるが、別のところでは投光器も使っているような写真もあった。ただ、直接的原因自体はそこなのかもしれないし、子供がなにかいじったのかもしれない。でも、問題は、自分もこの仮設物は視界に入る場所にいたのに、その危険性に気付かなかったことだろう。【誰かが、きちんと危険性を指摘していれば】済んだ話。 この事故は、自分も含めその場にいた何千人もの、建築関係者全員の責任。無知な学生のせいにしてしまっても、管理者だけの責任としても、建築に携わっているのに気付かなかったミスは消えない。今も、見過ごしている危険な場所があるのでないか、それを危ないと思っても管理者に伝える事を怠っていることもあるんじゃないか。この痛ましい事故から、すこしでも世の中の危険を減らす努力を、自分含めて建築関係者が一人一人が自覚しないといけない 
[2016/11/08 01:33] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
海外の文化遺産修復にODAが使えれば
 2016年3月の文化遺産コンソーシアムにおける発表の中で、青柳長官は、ピークの1997年度に年間1兆1000億円を超えていた日本の政府開発援助(ODA)予算が今年度は約5500億円まで半減した事を指摘し、「道路や港湾ばかりでなく、現地が求める文化財の保存や修復にも使えるようにする必要がある」と話していたけれど、確かにその通りだと思う。文化庁が使える予算は結局のところ、調査や研究に縛られていて、修復の予算には使えない。文化遺産を通じた国際貢献は強く求められ、かつ費用対効果の大きい事業。しかし、道路やダムには、もしくは新規の博物館をつくることにODAつぎ込む事が出来ても文化遺産の修復にはそれを使用する事ができない。この状況は、多々困難なことはあれど改善していく必要があると強く感じる。
[2016/03/18 00:15] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
伝建制度の40年シンポ案内
伝建制度が創られたのは1975年で、その頃は開発の波が地方を襲い、その脅威から歴史的町並みを保護する地元からの運動が伝建制度に結実した。今では、開発の真逆の問題、つまり空き家が問題になっている。伝建制度ではこの空家問題には本質的に取り組むようにつくられていない。かつては町並みの景観は保護するという時代だったが、これからは「景観を保護」だけではなく「景観を創っていく」時代。伝建に登録された時期でステージは異なるが、これからは最小限の介入ですませるのではなく、積極的な介入を行なうという腹づもりが必要だろう。

もちろん、予算をもっている文化庁独自で守れるような類いのものでは当然なく、省の区分けだけでも国土交通省、総務省、経産省など協力していく必要があるだろう。実際に文化庁が伝建事業に使っている予算は2015年で年間12億円ほど。(ちなみにクールジャパンの関連予算のうち、クールジャパン・コンテンツの海外展開等の促進(経済産業省、総務省)だけで年間170億円!)文化庁は予算的にいって、まったく他省の事業予算とは比べ物にはならない。現在、伝建地区に経産省や総務省が地域創生枠組みでお金を出そうとしている。協力を望むけれども、文化庁はこれまで伝健は自分達が守ってきたという自負心もあるだろうから、心情的にはなかなか難しいのだろうか。

 伝健地区に約40年間指定されてきた地区もあれば、最近指定された地区もある。伝健を取り巻く状況も、それぞれの地区が抱える問題も多様化している現在、もう少し柔軟に伝建制度を考えていく事も大事だろう。変えるのか、付け足すのか、別の制度を入れるのか、登録時期によって分類するのか。伝建制度はそろそろ次のステージに入っていくべき時期にあると思う。
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/denken40.html
[2016/02/20 23:47] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
「日本明治の産業遺産群」の登録に当たっての雑感

 韓国が「日本明治の産業遺産群」の反対をしていたが、これに対し、日本は諮問機関ICOMOSが「登録がふさわしい旨」を勧告したのだから、専門家の意見に従うべきだと述べていた。
 「どこの口がそんな事を言えるんだろう?」
 2年前、いくつかの産業遺産は適切な保護体制が出来ていないとして、日本イコモスの専門家は世界遺産への推薦は時期尚早であるとして反対していたのにも関わらず、内閣が独断で「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産への推薦を決めた。都合の良い時だけ、専門家(イコモス)の名前を利用する。プロフェッションの軽視だ。今回の世界遺産への登録に関しても、日本イコモス委員会は蚊帳の外に置かれた。
 世界遺産委員会が迫っている現時点で、産業革命遺産が世界遺産に登録されることを望まないわけではないけれど、これまでの経緯の検証が必要。世界文化遺産を政治の道具にしたのは日本であり、将来に渡って世界遺産登録の流れに禍根を残した。しかも、軍艦島など、登録される文化遺産を今後どのように保護していくかは決まっていない。世界遺産制度にとっても、そして、日本の文化財保護制度にとっても望ましい形で進んでいない。
 登録後にお祝いモード一色になるけれど、マスコミは今回の産業革命遺産の登録によって、世界遺産の制度そのものの意義が軽視されることを報道してほしい。

 日韓併合やら、当時日本人だった方々が遺産で働いていたことが本来主題になるべきではなく、世界遺産制度を使う事によって、他の日本の文化財制度にも悪影響を与える事は避けたいということの一点のみ。僕は、単体では世界遺産に出来ないのだけれども、ストーリーを語る上で重要な遺産を世界遺産にするというものを「ストーリー遺産」と勝手に呼んでいる。産業革命遺産で語っているストーリーには1940年頃の出来事は関係ないのは確か。 世界遺産の登録はもはや度重なる政治的な横やりによって、登録するためのノミネーションファイル(理由付け)は曲芸の技になっている。 もう、どうも関係の無いところで隣国と日本が争っているのが、正直、「なんだかなぁ」という気分になる。

世界遺産は、世界遺産を通じて「人類が平和に暮らせるように」という理念をもつ。言いがかりであれ、なんであれ、争いを生むぐらいなら世界遺産にすることはないというのが一般論だろう。文化遺産の存続に問題がないのであれば、世界遺産に登録しようがしまいが、文化遺産の価値も変わらないので。
[2015/08/17 01:26] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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